静岡県牧之原市では1
日、
突風が
吹き、
静岡県などの2
日午後5
時時点のまとめによりますと、
市内の30
代から60
代の
男女合わせて3
人が
割れたガラスで
軽いけがをしました。
また、建物への被害は牧之原市の布引原地区を中心に屋根や壁がはがれるなど63棟にのぼったほか、倉庫や車庫などの3棟が全壊しました。
このほか、被害状況を確認中の住宅などが牧之原市内で25棟あるということです。
市内では、2日朝早くから住民が突風で吹き飛ばされた物の片付けに追われていました。
停電 約560戸(午後5時)
また、16
本の
電柱が
倒れるなどの
被害も
出ていて、
中部電力パワーグリッドによりますと、
午後5
時の
時点で
およそ560
戸で
停電が
続いていて、2
日中の
解消を
目指すとしています。
静岡地方気象台は調査班の9人を2日午前9時40分ごろから現地に派遣し、被害の詳しい原因について調査を行いました。
その結果、突風は竜巻の可能性が高いことがわかったということです。
住宅などの被害は布引原地区を中心に西から東にかけての直線上に点在しているということで、静岡地方気象台の藤村昌彦防災指導係長は「建物の壊れ方や、被害があった範囲の長さや幅、住民への聞き取り調査の結果を踏まえてどのような現象が起きたのかさらに詳しく調べたい」と話しました。