自殺願望があった
千葉県内の10
代の
少女に対して「
みんなで
死のうか」
などとSNSで
メッセージを
送って
誘い出し、
大阪府内などを
連れ回したとして、
男2人が
未成年者誘拐の
疑いで
逮捕されました。
警察の
調べに対し、
このうち1人は
容疑を
否認しているということです。
逮捕されたのは、
住居不定の
自称・
無職、
山本竜次容疑者(42)と、
愛知県岡崎市の
無職、
前田直晴容疑者(24)です。
警察によりますと、2人は、先月1日から6日までの間、自殺願望があった千葉県内の10代の少女に対して「みんなで死のうか」などとSNSでメッセージを送って誘い出し、大阪や兵庫県内を連れ回したとして、未成年者誘拐の疑いが持たれています。
先月6日午後、兵庫県内の交番に少女が1人で訪れて、「千葉県から家出してきた」と相談したことで事件が発覚したということです。
逮捕された2人と少女は、インターネットカフェなどで寝泊まりしていたということで、少女にけがはなかったということです。
2人は、少女とSNSを通じて知り合い、警察の調べに対し、山本容疑者は「誘拐したとは思っていない」と容疑を否認し、前田容疑者は「一緒に自殺するためだった」と容疑を認めているということです。警察が詳しいいきさつを調べています。