日本新聞: 仏マクロン大統領“ウクライナの領土問題米ロで決定はない”

仏ふつマクロン大統領だいとうりょう“ウクライナの領土りょうど問題もんだい米べいロで決定けっていはない”

N2 Aug 14, 2025 13:08 1

Furigana 翻译

アメリカとロシアロシアの首脳しゅのう会談かいだんを前まえに、欧米おうべいやウクライナの首脳しゅのうなどによるオンライン会合かいごうが開ひらかれました。会合かいごうのあと、フランスのマクロン大統領だいとうりょうは、ウクライナの領土りょうどの問題もんだいが米べいロロの2にか国こくの間あいだで決定けっていされることはないとの認識にんしきを示しめしました。

アメリカとロシアロシアの首脳しゅのう会談かいだんが8はち月がつ15じゅうご日にちに行おこなわれるのを前まえに、13じゅうさん日にち、イギリスやフランスなどヨーロッパの6ろくか国こくの首脳しゅのうとウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょう、それにトランプ大統領だいとうりょうなどが参加さんかするオンラインでの会合かいごうが開ひらかれました。

会合かいごうのあと、フランスのマクロン大統領だいとうりょうは、記者きしゃ団だんへの説明せつめいの中なかで「トランプ大統領だいとうりょうは、ウクライナが管轄かんかつする領土りょうどの問題もんだいは、ウクライナの大統領だいとうりょうによってのみ交渉こうしょうされうると明確めいかくに表明ひょうめいした」と述のべ、領土りょうどの問題もんだいが米べいロロの2にか国こくの間あいだで決定けっていされることはないとの認識にんしきを示しめしました。

米べいロロの首脳しゅのう会談かいだんについて、トランプ大統領だいとうりょうは8はち日にち「ロシアロシアとウクライナ双方そうほうの利益りえきになるよう、領土りょうどの交換こうかんを行おこなうことになるだろう」と述のべていましたが、マクロン大統領だいとうりょうの説明せつめいでは、そうした意向いこうをトランプ大統領だいとうりょうがみずから打うち消けしたことになります。

トランプ大統領だいとうりょうは11じゅういち日にちには、「今回こんかいはロシアロシアの出方でかたをうかがう会談かいだんだ」としたほか、ホワイトハウスの報道ほうどう官かんも12じゅうに日にち、「どうすれば戦争せんそうを終結しゅうけつできるかについて理解りかいを深ふかめるための会談かいだんだ。いわば『聞きき取とり』だ」と述のべていて、このところアメリカ側がわからは、具体ぐたい的てきな成果せいかについて慎重しんちょうな発言はつげんが相次あいついでいます。