神戸市の
マンションで
24歳の
女性が
殺害された
事件で、
容疑者とみられる
人物が
事件の
前に
現場近くの
ホテルの
周辺を
歩き回っているようすが、
防犯カメラに
写っていたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
根據對調查相關人員的採訪得知,在神戶市一棟公寓發生24歲女性被殺害事件中,疑似嫌犯在案發前曾在現場附近的飯店周邊徘徊的情況,被監視攝影機拍攝下來。
容疑者は
このホテルに
泊まっていたことが
確認されていて、
警察は、
対象と
なる女性を
探していた
可能性もあるとみて
調べています。
已確認嫌疑人曾經住在這家飯店,警方正在調查他是否有可能在尋找目標女性。
容疑者住む寮に捜査員入る
谷本容疑者が住んでいた東京都内の会社の寮には、27日午前5時15分ごろ、捜査員4人が段ボール箱を持って入りました。
搜查員進入嫌疑人居住的宿舍 谷本嫌疑人曾經居住的東京都內公司宿舍,27日凌晨5點15分左右,有4名搜查員帶著紙箱進入。
資料などを分析して、容疑者の生活実態などを詳しく調べるものとみられます。
預計將分析資料等,詳細調查嫌疑人的生活實況等情況。
東京・新宿区の会社員、谷本将志容疑者(35)は、8月20日、神戸市内のマンションのエレベーターの中で24歳の会社員の女性をナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。
東京・新宿區的公司職員,谷本將志嫌疑人(35歲),涉嫌於8月20日在神戶市內一棟公寓的電梯內,用刀刺殺了一名24歲的女公司職員。
警察によりますと「殺意を持っていたか分からない」と容疑を一部否認しているということです。
根據警方表示,嫌疑人部分否認指控,稱「不知道自己是否懷有殺意」。
これまでの調べで容疑者は事件の前、勤務先から帰宅する女性のあとをおよそ50分間にわたってつけていたとみられ、女性の勤務先付近の防犯カメラには、前日と当日、容疑者によく似た人物の姿が写っていました。
根據目前的調查,嫌疑人在事件發生前,大約跟蹤了從公司下班回家的女性約50分鐘,在女性公司附近的監視器畫面中,前一天和當天都拍到了與嫌疑人非常相似的人物身影。
さらに、滞在していた事件現場近くのホテルの周辺でも、今月17日以降、容疑者とみられる人物が歩き回るようすが、防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
此外,根據對調查相關人員的採訪得知,在本月17日之後,嫌疑人疑似在曾經逗留的事件現場附近的飯店周邊徘徊的樣子,也被監視器拍攝下來。
谷本容疑者は被害者の女性について「全く知らない人です」と供述しこれまでに具体的な接点は確認されていないということで、警察は滞在先のホテル周辺で対象となる女性を探していた可能性もあるとみて詳しく調べています。
谷本嫌疑人對被害女性供述說「完全不認識這個人」,目前也沒有確認到具體的接觸點,因此警方正在詳細調查,認為他有可能在下榻飯店周邊尋找目標女性。
女性の勤務先近くの防犯カメラ 容疑者によく似た人物の姿
亡くなった女性が勤めていた会社の近くにある防犯カメラには、事件があった今月20日午後6時半ごろ、容疑者によく似た人物が写っていました。
在死者女性工作的公司附近的監視攝影機中,拍到了與嫌疑人非常相似的人物身影。據悉,事件發生的本月20日傍晚6點半左右,這名疑似嫌疑人的人物出現在監視畫面中。
映像では黒色の半袖に黒色のズボンをはき、リュックサックを背負った容疑者によく似た人物が、横断歩道がない場所で車をよけながら小走りで道路を横切る様子が写っています。
在影像中,可以看到一名穿著黑色短袖和黑色長褲、背著背包的疑似嫌疑人,正在沒有斑馬線的地方,一邊避開車輛一邊小跑著穿越馬路。
そして、反対側の歩道に渡ったあと、突然、向きを変えて歩き出しました。
然後,過馬路到對面的行人道後,突然轉身開始走了起來。
その直後、女性とみられる人物がほかの人と連れだってビルから出てきて、容疑者が向かった方に歩いて行きました。
就在那之後,一名疑似女性的人物與其他人一同從大樓走出來,朝著嫌疑人前往的方向走去。
そして、少し離れた交差点で1人になったあと、容疑者によく似た人物が角から現れ、あとを追っていくような姿も写っていました。
然後,在稍微遠一點的十字路口,當他一個人時,也拍到了有一個和嫌疑人很像的人從角落出現,似乎在跟蹤他。
この防犯カメラの映像は、警察も把握しているということで、警察が容疑者の行動を詳しく調べています。
警方也已掌握這個監視攝影機的影像,正在詳細調查嫌疑人的行動。
事件前日にも 防犯カメラに容疑者とよく似た人物の姿
谷本容疑者とよく似た人物は事件前日にも、被害者の女性の勤務先付近の防犯カメラに写っていました。
在事件發生的前一天,防犯攝影機也拍到了與嫌疑人谷本非常相似的人物。與谷本嫌疑人非常相似的人物,在事件發生的前一天,也出現在受害女性工作地點附近的防犯攝影機畫面中。
映像では、今月19日の夕方、近くの歩道で携帯電話を耳にあてるようなしぐさをしながら歩く様子や道路脇にしゃがみ込む様子などが確認できます。
在影片中,可以看到本月19日傍晚,有人一邊走路一邊做出像是把手機貼在耳邊的動作,也可以確認他蹲在路邊的樣子。
容疑者 3年前“女性につきまとい暴行” 執行猶予つき有罪判決
今回の事件で逮捕された谷本容疑者は3年前、一方的に好意を抱いた女性につきまとったうえ、暴行してけがをさせたなどとして、執行猶予のついた有罪判決を受けていました。
嫌疑人三年前曾因「跟蹤女性並施以暴行」被判有罪,緩刑執行 這次事件中被逮捕的谷本嫌疑人,三年前曾因單方面對一名女性產生好感,對其進行跟蹤,並施以暴行導致受傷等行為,被判有罪並獲得緩刑。
裁判記録によりますと、容疑者はこの時、被害にあった女性が住んでいたマンションにオートロックの扉が閉まらないうちに侵入してエレベーターに一緒に乗り込み、動画を撮影するなどしながらおよそ5か月間にわたってつきまとったなどとされています。
根據審判記錄,嫌疑人在自動門尚未關閉時闖入受害女性所居住的大樓,與她一起搭乘電梯,並在拍攝影片等行為的同時,持續跟蹤騷擾她約五個月。
そのうえで、被害者が住んでいた神戸市のマンションの部屋に閉まりかけたドアを手で開けて侵入し、首を絞めるなどしてけがをさせたとされています。
在此基礎上,據稱他用手打開正在關閉的門,闖入受害者居住的神戶市公寓房間,並掐住對方脖子等,導致其受傷。
ストーカー規制法違反や傷害の罪などに問われ、捜査関係者によりますと懲役2年6か月間執行猶予5年の判決が言い渡され、1審で確定したということです。
根據調查相關人士,被控違反跟蹤騷擾防制法及傷害罪等,被判處有期徒刑2年6個月,緩刑5年,並在一審中判決確定。