일본어 뉴스: フランスドイツ核兵器による抑止力について戦略的対話開始へ

フランスドイツ核兵器かくへいきによる抑止よくし力りょくについて戦略せんりゃく的てき対話たいわ開始かいしへ

N2 Aug 30, 2025 08:08 1

Furigana 번역

フランスのマクロン大統領だいとうりょうとドイツのメルツ首相しゅしょうは、ロシアの脅威きょういを念頭ねんとうに、防衛ぼうえいに関かんする協力きょうりょくを深ふかめることで合意ごういし、フランスが保有ほゆうする核兵器かくへいきによる抑止よくし力りょくについて、両国りょうこくの間あいだで戦略せんりゃく的てきな対話たいわを開始かいしすると明あきらかにしました。

マクロン大統領だいとうりょうとメルツ首相しゅしょうは、29日にじゅうくにちまでの2日間ふつかかん、フランス南部なんぶで会談かいだんし、合意ごうい内容ないようを発表はっぴょうしました。

このなかで「核かく抑止よくしは安全あんぜん保障ほしょうの礎いしずえであり、フランスの核かく戦力せんりょくは、同盟どうめい国こくの安全あんぜん保障ほしょうに大おおきく貢献こうけんしている」としたうえで、この分野ぶんやで両国りょうこく間かんの戦略せんりゃく的てきな対話たいわを開始かいしするとしています。

マクロン大統領だいとうりょうはことし3月さんがつ、フランスの「核かくの傘かさ」をヨーロッパに広ひろげることについて検討けんとうを始はじめる考かんがえを示しめし、7月しちがつには核かく保有ほゆう国こくのイギリスとも連携れんけいをすることで合意ごういしていました。

また両りょう首脳しゅのうは、ミサイルの早期そうき警戒けいかいシステムを新あらたに構築こうちくするための協力きょうりょくや、ウクライナに防空ぼうくうのための兵器へいきを追加ついかで供与きょうよすることなどでも合意ごういしたとしています。

メルツ首相しゅしょうは、29日にじゅうくにちの共同きょうどう会見かいけんで「われわれはヨーロッパの安全あんぜん保障ほしょうをいかに自力じりきでより確たしかなものにしていけるか議論ぎろんしていく。これは、NATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうを代替だいたいするものではなく、NATOの中なかのヨーロッパの役割やくわりを強化きょうかするものだ」と述のべました。