フランスのマクロン
大統領とドイツのメルツ
首相は、ロシアの
脅威を
念頭に、
防衛に
関する
協力を
深めることで
合意し、フランスが
保有する
核兵器による
抑止力について、
両国の
間で
戦略的な
対話を
開始すると
明らかにしました。
法國總統馬克宏與德國總理梅爾茨考慮到俄羅斯的威脅,已同意加強在防衛領域的合作,並宣布兩國將就法國所擁有的核武器威懾力展開戰略性對話。
マクロン
大統領とメルツ
首相は、
29日までの
2日間、フランス
南部で
会談し、
合意内容を
発表しました。
馬克宏總統與梅爾茨總理於29日為期兩天在法國南部會談,並發表了協議內容。
このなかで「
核抑止は
安全保障の
礎であり、フランスの
核戦力は、
同盟国の
安全保障に
大きく
貢献している」としたうえで、この
分野で
両国間の
戦略的な
対話を
開始するとしています。
在這之中指出,「核威懾是安全保障的基石,法國的核戰力對盟國的安全保障作出了重大貢獻」,並表示雙方將在此領域展開戰略性的對話。
マクロン
大統領はことし
3月、フランスの「
核の
傘」を
ヨーロッパに
広げることについて
検討を
始める
考えを
示し、
7月には
核保有国のイギリスとも
連携をすることで
合意していました。
馬克宏總統今年三月表示,將開始考慮將法國的「核保護傘」擴展到歐洲,並且在七月同意與同為擁核國家的英國進行合作。
また両首脳は、ミサイルの
早期警戒システムを
新たに
構築するための
協力や、ウクライナに
防空のための
兵器を
追加で
供与すること
などでも
合意したとしています。
此外,兩國領導人還同意在新建立飛彈早期預警系統方面進行合作,並向烏克蘭額外提供用於防空的武器。
メルツ
首相は、
29日の
共同会見で「われわれはヨーロッパの
安全保障をいかに
自力でより
確かなものにしていけるか
議論して
いく。
梅爾茨首相在29日的聯合記者會上表示:「我們將討論如何能夠更加靠自己的力量,讓歐洲的安全保障變得更加可靠。」
これは、NATO=
北大西洋条約機構を
代替するものではなく、NATOの
中のヨーロッパの
役割を
強化するものだ」と
述べました。
這不是用來取代北大西洋公約組織(NATO),而是為了強化NATO中歐洲的角色。