中国の
8月の
製造業の
景況感を
示す
指数は、
7月から
小幅に
改善したものの、
景気判断の
節目と
なる「
50」を
5か月連続で
下回りました。
中國8月製造業景氣指數雖較7月小幅改善,但已連續五個月低於景氣榮枯分界點「50」。
国内需要の
停滞に
加え、
アメリカの
トランプ政権による
関税措置を
背景に
企業の
間で
慎重な
見方が
広がっています。
除了國內需求停滯之外,在美國川普政府實施關稅措施的背景下,企業之間的觀望態度也逐漸擴大。
中国の国家統計局が製造業3200社を対象に調査した8月の製造業PMI=購買担当者景況感指数は、49。中國國家統計局針對3200家製造業企業調查的8月份製造業PMI(採購經理人指數)為49。
4でした。
7月と比べて0。1ポイント改善したものの、景気のよしあしを判断する節目となる「50」を5か月連続で下回りました。
雖然改善了1個百分點,但已連續5個月低於作為判斷景氣好壞分界線的「50」。
これは、新規の受注が減少したことや、雇用情勢がやや悪化したことなどが要因で、国内需要の停滞やアメリカのトランプ政権による関税措置を背景に企業の間で慎重な見方が広がっています。
這是由於新訂單減少以及就業情勢略有惡化等原因,受國內需求停滯及美國川普政府加徵關稅措施的影響,企業間對未來的看法日益謹慎。
企業の規模別でみると、
▽大企業が50。8と節目の「50」を上回った一方、
▽中規模な企業が48。8且突破了「50」這一分水嶺,而中型企業則為48。
9
▽小規模な企業が46。6と、中小企業で節目を下回っています。
一方、サービス業など非製造業の指数は、7月から0。2ポイント改善し、50。3となりました。
アメリカと中国は、互いに課していた追加関税を引き下げたうえでことし11月を期限に関税措置などをめぐる協議を続けていますが、協議の行方しだいでは、貿易摩擦が再び激しくなる可能性もあり、企業の景況感を左右することになりそうです。
美國和中國在相互降低所加徵的額外關稅後,持續就關稅措施等問題進行協商,並以今年11月為期限。然而,根據協商的進展,貿易摩擦有可能再次加劇,這也可能會影響企業的景氣感受。