1日、
東京世田谷区の
路上で
40歳の
女性が
首から
血を
流して
倒れているのが
見つかり、
その後死亡した
事件で、
警視庁は
女性を
刃物で
切りつける
などして
殺害したとして、
交際相手だった
30歳の
男の
容疑者を
殺人の
疑いで
逮捕しました。
6月1日,在东京世田谷区的街头,一名40岁的女性被发现倒在地上,脖子流血,随后不治身亡。对此事件,东京警视厅以涉嫌用刀具袭击并杀害该女性为由,逮捕了其交往对象——30岁的男性嫌疑人,涉嫌杀人罪。
逮捕されたのは、
韓国籍で
住所・
職業不詳のパク・ヨンジュン
容疑者(
30)です。
被逮捕的是韩国籍、住址和职业不详的朴永俊嫌疑人(30岁)。
警視庁によりますと、
1日午後1時半すぎ、
東京世田谷区野沢の
路上で、
韓国籍で
東京港区に
住む
バン・ジ・ウォンさん(
40)が
血を
流して
倒れているのが
見つかりました。
据警视厅称,1日下午1点半过后,在东京都世田谷区野泽的路上,发现了韩国籍、居住在东京都港区的方智媛(40岁)倒在地上流血。
首に
刃物で
切りつけられたような
傷があったということで、
病院に
搬送されましたがその
後死亡しました。
据说他的脖子上有被利器割伤的痕迹,被送往医院后不治身亡。
現場から
男が
逃走したという
目撃情報があり、
警視庁が
行方を
捜査していたところ、
1日夕方、
逃走したとみられるパク
容疑者が
羽田空港にいるのが
見つかったということです。
有目击信息称有一名男子从现场逃跑,警视厅正在搜寻其下落。据称,1日傍晚,疑似逃跑的朴嫌疑人在羽田机场被发现。
警視庁は、
女性が
倒れていた
現場の
近くに
ある事務所の
敷地内で
女性を
刃物で
切りつけるなどして
殺害したとして、
殺人の
疑いで
逮捕しました。
警视厅以涉嫌杀人罪逮捕了一名嫌疑人,理由是其在女性倒地现场附近的事务所院内,用刀具袭击并杀害了该女性。
警視庁によりますと、
容疑者はことし
4月から
被害者の
女性と
交際していたとみられ、
女性は
8月29日、「
別れ話をしたら
暴力を
振るわれた」などとして
都内の
交番に
相談に
訪れていました。
据警视厅称,嫌疑人今年4月起与受害女性交往,女性于8月29日曾前往东京都内的派出所咨询,称“提出分手时遭到暴力对待”等。
警視庁は
女性を
安全な
場所に
避難させた
上で、
容疑者に
対し
口頭で
指導を
行うとともに、
帰国するよう
促していたということです。
据说,警视厅在将女性转移到安全地点后,对嫌疑人进行了口头警告,并劝其回国。
事件の
現場となった
場所は
女性が
仕事で
訪れていたとみられるということで、
警視庁が
詳しいいきさつを
調べています。
据悉,事发地点疑似是该女性因工作前往的场所,警视厅正在详细调查事件的经过。
容疑者は
調べに
対し
黙秘しているということです。
現場近くにいた
男性 “
突然悲鳴が
聞こえた”
当時、
現場近くのフォト
スタジオにいた
カメラマンの
30代の
男性によりますと、
被害者の
女性は
事件の
直前までフォトスタジオで
仕事関係の
撮影に
臨んでいたということです。
そして、
休憩のためいったんスタジオを
出た
後、
突然悲鳴が
聞こえたということです。
然后,据说在为了休息暂时离开演播室后,突然听到了尖叫声。
男性は「
急いで
見に
行ったところ
大量の
血が
見えたので、
救急車を
呼びました。
那名男性说:“我赶紧去看了一下,看到有大量的血,所以叫了救护车。”
はじめは
何が
起きたのか
分からず、
女性が
階段から
落ちて
頭を
打ったのかと
思いました。
起初我不知道发生了什么,还以为那位女性是从楼梯上摔下来撞到了头。
フレンドリーに
接して
くれる人で、
一緒にいい
写真を
撮りたいと
思っていたのに、
こんなことになって
悲しいです」と
話していました。
她说:“他是个很友善的人,我原本想和他一起拍好看的照片,结果却变成这样,感到很难过。”
女性からの
相談と
対応の
経緯警視庁によりますと、
被害者の
女性は
8月29日の
未明に
東京港区の
交番を
訪れ、
交際相手だった
容疑者について「
別れ話をしたら
暴力を
振るわれた」などと
相談していました。
据警视厅介绍,受害女性于8月29日凌晨前往东京都港区的派出所,就曾经的交往对象提出咨询,称“提出分手时遭到暴力对待”等。
警視庁は
双方から
話を
聞きましたが、
客観的な
証拠が
乏しい
上、
女性は
被害届を
提出しなかったということです。
警视厅向双方了解了情况,但由于缺乏客观证据,而且女性并未提交受害申诉。
このため、
防犯指導を
行った
上で
女性を
容疑者が
知らない
安全な
場所に
避難させる
対応を
取りました。
因此,在进行防范指导后,我们采取了将女性转移到嫌疑人不知情的安全地点的措施。
一方、
容疑者に
対しては
女性に
連絡を
取ったり
近づいたりしないよう、
口頭で
指導を
行ったとしています。
另一方面,据称已经口头指导嫌疑人不要与该女性联系或靠近她。
その
際、
容疑者は「
大阪に
行く」と
話したため、
警察官が
東京駅まで
付き添い、
見送ったということです。
当时,嫌疑人表示“要去大阪”,因此警察陪同他到东京车站,并目送他离开。
しかし、その
翌日の
8月30日、
女性の
自宅マンション付近で「
不審者がいる」と
110番通報があり、
警察官が
駆けつけたところ、
容疑者がマンションの
周辺をうろついているのが
見つかりました。
然而,在第二天的8月30日,女性住家公寓附近有人报警称“有可疑人员”,当警察赶到现场时,发现嫌疑人在公寓周围徘徊。
警視庁は
容疑者に
対して
再び
口頭で
指導を
行うとともに
韓国へ
帰国するよう
促し、
30日の
午後1時ごろ、
成田空港の
保安検査場を
通過するまで
見届けたとしています。
警视厅再次对嫌疑人进行了口头指导,并敦促其返回韩国。据称,警视厅一直目送嫌疑人通过成田机场安检口,直到30日下午1点左右。
事件が
起きたのはその
2日後で、
保安検査場を
通過して
以降の
容疑者の
足取りはつかめていなかったということです。
事件发生是在那之后两天,据说自嫌疑人通过安检后,其行踪一直未被掌握。
今回の
対応について、
警視庁の
人身安全対策課は「
現時点で、
警察としては
被害者の
意向を
踏まえつつ、
安全確保に
向けた
措置を
講じたと
考えているが、
事件に
至る
経緯などについては
今後の
捜査で
解明されるものと
考えている」と
コメントしています。
关于这次的应对措施,警视厅人身安全对策课表示:“目前,警方在尊重受害者意愿的基础上,已经采取了确保安全的措施,但关于案件发生的经过等问题,今后将通过调查予以查明。”