21
日から
始まった
靖国神社の
春の
例大祭にあわせて
安倍総理大臣は「
真榊」と
呼ばれる
鉢植えの
供え物を
奉納しました。
東京 九段の靖国神社では、21日から2日間の日程で春の例大祭が始まりました。
これにあわせて安倍総理大臣は「内閣総理大臣 安倍晋三」の木札が添えられた「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しました。
安倍総理大臣は、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛を呼びかけていることも踏まえ、今回の例大祭にあわせた靖国神社参拝は行わない見通しです。
安倍総理大臣は第2次安倍内閣が発足して以降、毎年、春と秋の例大祭に「真榊」を奉納しているほか、8月15日の「終戦の日」には自民党総裁として私費で靖国神社に玉串料を納めています。
また、今回の例大祭にあわせて高市総務大臣や加藤厚生労働大臣も「真榊」を奉納しました。
一方、去年秋の例大祭で靖国神社に参拝した衛藤一億総活躍担当大臣は今回は参拝しない意向を明らかにしています。
靖国神社では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、今回の例大祭の期間を例年の3日間から2日間に短縮し閉門も1時間早めたほか、本殿に昇殿しての参拝も受け付けを取りやめています。
「国会議員の会」参拝見送り
例大祭にあわせて毎年、靖国神社に参拝している超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、参拝を見送りました。
「国会議員の会」は終戦から75年となる8月15日の「終戦の日」には、例年どおり参拝したいとしています。