일본어 뉴스: 松山土砂崩れ「表層崩壊」確認現場の地質は砂岩専門家調査

松山まつやま土砂崩どしゃくずれ「表層ひょうそう崩壊ほうかい」確認かくにん現場げんばの地質ちしつは砂岩しゃがん専門せんもん家か調査ちょうさ

Jul 15, 2024 17:07

Furigana

7月つき12日にちに起おきた松山まつやま市しの土砂崩どしゃくずれを受うけて、専門せんもん家からが山頂さんちょう付近ふきんで調査ちょうさし、現場げんばの地質ちしつは砂すなが固かたまってできたもので、表面ひょうめんに近ちかい層そうが崩くずれる「表層ひょうそう崩壊ほうかい」が起おきたことが確認かくにんされました。

7月つき12日にち、松山まつやま市し中心ちゅうしん部ぶで松山まつやま城じょうがある山やまの斜面しゃめんが幅はば50メートル、高たかさ100メートルにわたって崩くずれ、ふもとの木造もくぞう住宅じゅうたくに住すむ家族かぞく3人にんが死亡しぼうしました。

15日にちは、愛媛えひめ大学だいがくの地質ちしつや防災ぼうさいの専門せんもん家かなど10人にん余あまりが現地げんちを訪おとずれ、立ち入たちいりが制限せいげんされている山頂さんちょう付近ふきんで、松山まつやま市しから許可きょかを受うけて調査ちょうさしました。

専門せんもん家からによりますと、現場げんばの地質ちしつは砂すなが固かたまってできた「砂岩しゃがん」で、保水ほすい性せいがある一方いっぽう、集中しゅうちゅう的てきに雨あめが降ふると崩くずれる性質せいしつがあるということです。

また、表面ひょうめんに近ちかい層そうが崩くずれる「表層ひょうそう崩壊ほうかい」が起おきたことが確認かくにんでき、「砂岩しゃがん」の風化ふうかなどが影響えいきょうしたとみられるということです。

一方いっぽう、土砂崩どしゃくずれの起点きてんとなった場所ばしょは、15日にちの段階だんかいでは特定とくていできなかったとしています。

愛媛えひめ大学だいがく防災ぼうさい情報じょうほう研究けんきゅうセンターのバンダリ・ネトラ・プラカシュセンター長ちょうは、「崩壊ほうかいした場所ばしょの頂上ちょうじょう部分ぶぶんから地質ちしつや水みずの流ながれを確認かくにんすることができた。分野ぶんやの異ことなる専門せんもん家かが集あつまったので、きょうの調査ちょうさ結果けっかをさらに検討けんとうしたい」と話はなしていました。