警視庁によりますと、5
人はことし6
月、フランスから
成田空港に
国際郵便で
化粧品の
箱に
隠した
覚醒剤およそ3
キロ、
末端の
密売価格でおよそ1
億7700
万円相当を
密輸したとして、
覚醒剤取締法違反の
疑いなどが
持たれています。
税関の職員が、日用品として送られた化粧品の箱の底が二重になっていたことを不審に思って確認したところ、中から覚醒剤が見つかったということです。
警視庁が送り先の住所などを捜査し、5人が犯行に関わった疑いがあることが分かったということです。
調べに対し、5人は「身に覚えが無い」などと供述し、いずれも容疑を否認しているということです。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、覚醒剤を海外から手荷物として持ち込むケースが減った一方で、日用品に隠して密輸するケースが相次いでいるということで、警視庁が警戒を強めています。