天皇皇后両陛下は
7日朝、
皇居の
周りを
散策し、
沿道に
咲くサクラの
花を
楽しまれました。
両陛下は
7日午前7時すぎ、
皇居の
北側に
ある北桔
橋門から
皇居の
外に
出られました。
そして、
皇居沿いの
歩道を200
メートルほど
腕を
組みながら
散策されました。
沿道には満開のソメイヨシノや花が咲き始めたシダレザクラなどがあり、両陛下はにこやかに言葉を交わしながらサクラの花を楽しまれていました。
両陛下はお住まいの御所の周りや皇居の東御苑での散策を日課にしていますが、皇居の周りを歩かれたのは去年の4月以来、およそ1年ぶりです。
皇居の周りでは7日も朝早くから多くのランナーが走っていて、両陛下を追い越したあと、驚いて振り返る人の姿も見られました。
両陛下は7分ほど歩いて乾門に到着すると、通りかかった人たちに笑顔で手を振ってこたえ、皇居の中に戻られました。
毎朝、犬の散歩で皇居の周りを歩いているという58歳の女性は「退位されたあとは皇居から移られてしまうので、その前に両陛下のお姿を見ることができてよかったです。これからもお元気で過ごしていただきたいです」と話していました。