日本新聞: トランプ大統領日本に8月1日から25％に二十五パーセントの関税発動の可能性示し

アメリカの大統領だいとうりょうは、日本にほんとの関税かんぜい交渉こうしょうに関連かんれんし、日本にほんが市場しじょうを開放かいほうしなければ、書簡しょかんで通知つうちしたとおり、来月らいげつ1日ついたちに日本にほんからの輸入ゆにゅう品ひんに対たいして25％にじゅうごパーセントの関税かんぜい措置そちを発動はつどうする可能性かのうせいを示しめしました。日本にほんは市場しじょうの開放かいほうが必要ひつようだというみずからの考かんがえを改あらためて強調きょうちょうした形かたちです。アメリカの大統領だいとうりょうは15日じゅうごにち、首都しゅとワシントン郊外こうがいの空軍くうぐん基地きちで記者きしゃ団だんの取材しゅざいに応おうじ、関税かんぜい措置そちをめぐる日本にほんとの交渉こうしょうに関連かんれんし、「書簡しょかんがディールだ。ただ、相手あいてにその気きがあれば、そのディールから方針ほうしんを変かえることもある。例たとえば、日本にほんの場合ばあいは市場しじょうを開放かいほうすればだ」と述のべました。そのうえで「彼かれらはそうしないだろう。だから書簡しょかんのとおりにするかもしれない」と述のべ、日本にほんが市場しじょうを開放かいほうしなければ、書簡しょかんで通知つうちしたとおり、来月らいげつ1日ついたちに日本にほんからの輸入ゆにゅう品ひんに対たいして25％にじゅうごパーセントの関税かんぜい措置そちを発動はつどうする可能性かのうせいを示しめしました。大統領だいとうりょうはこれまでも日本にほんからの自動車じどうしゃの輸入ゆにゅうが多おおい一方いっぽう、アメリカからの輸出ゆしゅつは少すくないなどとして「公平こうへいではない」と重かさねて不満ふまんを示しめしていて、日本にほんは市場しじょうの開放かいほうが必要ひつようだというみずからの考かんがえを改あらためて強調きょうちょうした形かたちです。一方いっぽう、大統領だいとうりょうはアフリカなどの国々くにぐにに対たいして新あらたな関税かんぜい率りつを通知つうちする書簡しょかんを近ちかく公表こうひょうするとしたうえで、関税かんぜい率りつは10％じゅっパーセント以上いじょうになるという見通みとおしを示しめしました。青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかん「協議きょうぎ継続けいぞく合意ごういの可能性かのうせいを精力せいりょく的てきに探さぐる」青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかんは記者きしゃ会見かいけんで「トランプ大統領だいとうりょうを含ふくめアメリカ政府せいふ関係かんけい者しゃの発言はつげんなどの意図いとについて政府せいふとしてコメントすることは差さし控ひかえたい。今後こんごの日米にちべい協議きょうぎの進すすめ方かたについて予断よだんすることは差さし控ひかえるが、いずれにせよわが国くにとしては日米にちべい間かんの協議きょうぎを継続けいぞくし国益こくえきを守まもりつつ日米にちべい双方そうほうの利益りえきとなるような合意ごういの可能性かのうせいを精力せいりょく的てきに探さぐっていく」と述のべました。

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