日本新闻: 同級生殺害の生徒少年院に送る決定さいたま家裁

同級生どうきゅうせい殺害さつがいの生徒せいと少年しょうねん院いんに送おくる決定けっていさいたま家裁かさい

Aug 21, 2019 16:08

Furigana

埼玉さいたま県けん所沢ところざわ市しで中学校ちゅうがっこうの同級生どうきゅうせいを殺害さつがいしたとして逮捕たいほされた２に年生ねんせいの男子だんし生徒せいとについて、さいたま家庭かてい裁判所さいばんしょは「同級生どうきゅうせいの命いのちを奪うばっていて結果けっかは重大じゅうだいだが、専門せんもん的てきな援助えんじょを受うけながら年齢ねんれい相応そうおうの社会しゃかい性せいを身みにつけさせる必要ひつようがある」として少年しょうねん院いんに送おくる決定けっていをしました。埼玉さいたま県けん所沢ところざわ市しの中学ちゅうがく２に年ねんの14歳さいの男子だんし生徒せいとは、先月せんげつ５ご日にち、自宅じたくで同級生どうきゅうせいを包丁ほうちょうで刺さして殺害さつがいしたとして逮捕たいほされ、さいたま家庭かてい裁判所さいばんしょに送おくられました。

21日にち開ひらかれた審判しんぱんで、さいたま家庭かてい裁判所さいばんしょの鈴木すずき秀行ひでゆき裁判さいばん長ちょうは「男子だんし生徒せいとは被害ひがい者しゃから嫌いやがらせを受うけていたのを我慢がまんして友人ゆうじん関係かんけいを続つづけていたが、限界げんかいになり事件じけんを起おこした。被害ひがい者しゃは改あらためる機会きかいを与あたえられることもなく、突如とつじょとして将来しょうらいある命いのちを奪うばわれていて結果けっかは重大じゅうだいだ」と指摘してきしました。

そのうえで「年齢ねんれいに比くらべて幼稚ようちで社会しゃかい性せいが十分じゅうぶんに育そだっていない点てんがみられ、専門せんもん的てきな援助えんじょを受うけながら社会しゃかい性せいを身みにつけさせることが不可欠ふかけつだ」と述のべ、男子だんし生徒せいとを少年しょうねん院いんに送おくる決定けっていをしました。