アメリカのエスパー
国防長官は
日本時間の23
日朝、
韓国のチョン・ギョンドゥ(
鄭景斗)
国防相と
電話で
会談し、
韓国政府が
日本との
軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の
破棄を
決めたことについて、
直接、
憂慮を
伝えました。
韓国国防省の
関係者によりますと、
アメリカのエスパー
国防長官と
韓国のチョン・ギョンドゥ
国防相は、
日本時間の
午前6時半から
およそ30
分間、
電話会談したということです。
この中でエスパー長官は、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の破棄を決めたことについて、チョン国防相に直接、憂慮を伝えたということです。
そのうえで、エスパー長官は、日米韓の安全保障協力を維持するため、継続して緊密にやり取りする必要があると強調したということです。
一方で、チョン国防相は「GSOMIA」の破棄を決めたことについて、「韓国側が努力したにもかかわらず、日本に誠意がなく、やむをえず破棄を決めた」などと説明し、今後はアメリカを通じて、日米韓の情報共有をはかりたいとの考えを示したということです。