フランスを
訪問している
アメリカの
トランプ大統領は
安倍総理大臣との
首脳会談に
先立って、
日米の
貿易交渉について「
大きな協定の
合意は
非常に
近い」と
述べました。
首脳会談では、
新たな
貿易協定の
締結に
向けた
日程などについて
協議するとみられ、
トランプ大統領の
発言が
注目されます。
G7サミットに
出席するためフランスを
訪問している
トランプ大統領は、25
日、イギリスのジョンソン
首相との
首脳会談の
冒頭、
記者団から
日本との
貿易交渉について
問われ「
日本との
大きな協定の
合意は
非常に
近い」と
述べました。
そのうえで「安倍総理大臣と私は非常によい友人だ。われわれは5か月にわたって取り組んできた。これまでアメリカが日本と交わした協定のなかで最も大きなものの1つになるだろう」と述べ期待感を示しました。
日米両政府はワシントンで行われた閣僚協議で主要な論点で折り合い、事実上の大枠合意に達し、農産品の関税の引き下げは、TPP協定の水準を限度とする一方、日本が撤廃を求めている自動車の関税の扱いは継続協議とする方向です。
このあと行われる日米首脳会談ではこうした内容を確認したうえで、新たな貿易協定の締結に向けた日程などについて協議するとみられ、トランプ大統領の発言が注目されます。