4日、都内でおよそ2時間、非公開で練習したあと、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが南アフリカ戦に臨むメンバー23人を発表しました。
先発にはキャプテンのリーチ選手や司令塔の田村選手が順当に選ばれる一方、フッカーでけがの堀江選手に代わって坂手淳史選手が起用されました。
また、南アフリカは体格が大きくスクラムなどのセットプレーを得意としていることから、ロックには1メートル93センチのヘルウヴェ選手が起用されました。
競争の激しいスクラムハーフには茂野海人選手が選ばれました。
チーム最年少、23歳のアタアタ・モエアキオラ選手は控えに入りました。
南アフリカは、キャプテンのシヤ・コリシ選手、世界最高峰のフッカーと呼ばれるマルコム・マークス選手、25歳の司令塔 ハンドレ・ポラード選手らが先発メンバーに名を連ね、力を入れた布陣で挑んできます。
日本対南アフリカのテストマッチは6日午後7時15分から埼玉県の熊谷ラグビー場で行われ、NHKはBS1で中継します。
ジョセフHC「強豪のベストメンバーに力示す」
「ワールドカップに向けていいステップアップになると思うし、準備の最終章になる。南アフリカは世界で最も大きく、身長も高い相手で、かなりフィジカルなチャレンジになると思う。必ず勝たなければいけないとは思っていないが、自分たちのパフォーマンスをしないといけない。しっかりとしたパフォーマンスが結果的に勝機をもたらすと思う。南アフリカもベストメンバーを出してきて日本をリスペクトしているということなので、選手たちも強豪のベストメンバーに対して力を示せることを楽しみにしている」と話していました。