来年の大阪・関西万博に出展する韓国のパビリオンのテーマが発表されました。今年中の竣工(しゅんこう)を目指すということです。
尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日大使
「約1年の時間が残っておりますが、大阪・関西万博が成功裏に開催されるように韓国政府も協力して参ります」
韓国のパビリオンは「命のつながり」をテーマにAI(人工知能)や再生可能エネルギーなどの先端技術を活用する予定です。
水素燃料電池を使った展示では作られる電気を照明に供給し、さらに副産物として出る水で植物を育てるということです。
尹大使によりますと、韓国は海外パビリオンの中で最も広い敷地を確保し、大阪市への建設申請も最初に完了したということです。
万博全体で工事の遅れが懸念されていますが、韓国側は「竣工は12月中、内装などは来年3月中」としています。
着工式は今月28日、夢洲で開かれます。