宮崎県延岡市で
先月から
今月にかけて、
アメリカ軍の
輸送機オスプレイが
低空飛行したという
情報が
相次いで
寄せられていたことが
市への
取材でわかりました。「
テントが
壊れた」
などと
低空飛行の
影響が
疑われる
情報も
あるということで、
市は
確認を
進めるとともに
県や
国を通じて、
アメリカ軍側に
安全確保の
徹底を
要請しました。
延岡市によりますと先月22日から今月1日にかけて、アメリカ軍の輸送機オスプレイが市の上空を低空飛行しているという情報があわせて9件寄せられたということです。
なかには「施設の屋上に設置していた日よけの簡易テントが壊れた」という低空飛行の影響が疑われる情報もあるということです。
このため、延岡市が県を通じて九州防衛局に確認したところ情報が寄せられた時期にアメリカ軍の普天間基地所属のオスプレイが市の上空を飛行していたことがわかったということです。
市は、事前の情報提供がなかったとして県や国を通じてアメリカ軍側に、事前の飛行ルートの情報提供や安全確保の徹底を要請しました。
延岡市の男性「ものすごい音だった」
延岡市の70歳の男性は「10日ほど前から2回、オスプレイが上空を飛行しているのを見た。自宅の近くを低空で飛行していてものすごい音だった」と話していました。