今月10
日に
初日を
迎える大相撲春場所を
前に、
白鵬と
鶴竜の
両横綱が
大阪の
住吉大社で
土俵入りを
奉納しました。
大阪 住吉区に
ある住吉大社での
横綱土俵入りは、
春場所の
成功と
安全を
祈願して
毎年行われています。
ことしは1月の初場所で稀勢の里が引退したため、白鵬と鶴竜の2横綱による土俵入りとなりました。
両横綱ははじめに参拝したあと、白鵬が「不知火型」、鶴竜が「雲竜型」で順番に土俵入りを披露しました。
境内には2300人が訪れ、2人の横綱の力強い土俵入りに「日本一」などの掛け声とともに大きな拍手が送られていました。
白鵬は二横綱となったことについて「横綱がだんだん少なくなってきたが、与えられた責任は変わらない。責任を果たしていきたい」と話しました。
また、貴景勝や御嶽海など若い力士の初優勝が相次いでいることについては「もっと早く出てきてもおかしくなかったし、遅いぐらいだ。一緒に場所を盛り上げられればと思う」と活躍を歓迎していました。
一方、鶴竜は「稀勢の里が引退してさみしくはあるが、やることをちゃんとやらなければという思いだ。大阪のファンは物事をはっきり言ってくれるから好きなので、いい相撲を取って喜ばせたい」と話していました。
大相撲春場所は今月10日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。