日本新闻: 日米韓の防衛相会談安全保障面での協力制度化する覚書に署名

日にち米べい韓かんの防衛ぼうえい相しょう会談かいだん安全あんぜん保障ほしょう面めんでの協力きょうりょく制度せいど化かする覚書おぼえがきに署名しょめい

Jul 28, 2024 11:07

Furigana

日にち米べい韓かん3か国かこくの防衛ぼうえい相しょう会談かいだんが東京とうきょうで行おこなわれ、情報じょうほう共有きょうゆうや共同きょうどう訓練くんれんなど安全あんぜん保障ほしょう面めんでの協力きょうりょくを制度せいど化かする覚書おぼえがきに署名しょめいしました。

木原きはら防衛ぼうえい大臣だいじんは、28日にち午前ごぜん、防衛ぼうえい省しょうでアメリカのオースティン国防こくぼう長官ちょうかん、韓国かんこくのシン・ウォンシク（申さる源げん●）国防こくぼう相しょうとの3か国かこくの防衛ぼうえい相しょう会談かいだんに臨のぞみました。

日本にっぽんでの開催かいさいは初はじめてで、冒頭ぼうとう、木原きはら大臣だいじんは「安全あんぜん保障ほしょう環境かんきょうがいっそう厳きびしさを増ます中なか、朝鮮ちょうせん半島はんとうやインド太平洋たいへいようなどの平和へいわと安定あんていにとって3か国かこくの連携れんけいは極きわめて重要じゅうようだ。北朝鮮きたちょうせんとロシアの関係かんけいや東シナ海ひがししなかい、南シナ海みなみしなかいなどの地域ちいき情勢じょうせい、3か国かこくの防衛ぼうえい協力きょうりょくの深化しんかについて積極せっきょく的てきに議論ぎろんしたい」と述のべました。

会談かいだんでは、北朝鮮きたちょうせんによる弾道だんどうミサイルの発射はっしゃを非難ひなんするとともに、ロシアとの軍事ぐんじ協力きょうりょくの強化きょうかに対にたいし重大じゅうだいな懸念けねんを表明ひょうめいしました。

そして、3か国かこくの防衛ぼうえい相しょう会談かいだんを定期ていき的てきに開催かいさいすることや、挑発ちょうはつや脅威きょういに効果こうか的てきに対処たいしょするため、協力きょうりょくをさらに発展はってんさせていくことを確認かくにんしました。

会談かいだんを終おえた3人にんは、

▼ハイレベルでの政策せいさく協議きょうぎを毎年まいとし開催かいさいすることや、

▼北朝鮮きたちょうせんの弾道だんどうミサイルの発射はっしゃに関にかんする情報じょうほうをリアルタイムに共有きょうゆうする仕組しくみについて連携れんけいを強化きょうかすること、それに

▼共同きょうどう訓練くんれんを組織そしき的てき、効率こうりつ的てきに実施じっししていくなど、安全あんぜん保障ほしょう面めんでの協力きょうりょくを制度せいど化かする覚書おぼえがきに署名しょめいしました。

木原きはら大臣だいじんは午後ごご、日にち米べい両国りょうこくの外務がいむ・防衛ぼうえいの閣僚かくりょう協議きょうぎ、いわゆる「2プラス2」に臨のぞみます。

※●は「さんずい」に「是ぜ」

木原きはら防衛ぼうえい大臣だいじん「協力きょうりょく強化きょうかのための取り組とりくみを継続けいぞく」

会談かいだんのあと木原きはら防衛ぼうえい大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし「覚書おぼえがきは、これまで行いってきた政策せいさく協議きょうぎや共同きょうどう訓練くんれんなどを継続けいぞく的てきに実施じっしすることを文書ぶんしょの形かたちで定さだめたものだ。これにより、日にち米べい韓かん3か国かこくの協力きょうりょくは、様々さまざまな国際こくさい情勢じょうせいの変化へんかのもとでも揺ゆるがない、より強固きょうこなものとなった。引き続ひきつづき、この覚書おぼえがきに基もとづいて協力きょうりょく強化きょうかのための取り組とりくみを継続けいぞくし、地域ちいきの平和へいわと安定あんていに貢献こうけんする」と述のべました。