べいFRB 金融きんゆう政策せいさく決定けってい会合かいごう利下りさげの観測かんそくつよまる あす未明みめい発表はっぴょう

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N1 Sep 17, 2025 16:09 127
Furigana Translation
Japanese newspaper
アメリカのFRB=連邦れんぽう準備じゅんび制度せいど理事りじかいトランプ大統領だいとうりょうかえ利下りさげをもとめるなか16日じゅうろくにちから金融きんゆう政策せいさくめる会合かいごうひらき、日本にっぽん時間じかん18日じゅうはちにち未明みめい結果けっか発表はっぴょうします。
金融きんゆう市場しじょうではFRBが雇用こよう減速げんそくまえて景気けいき下支したざさえするためいまのトランプ政権せいけんしたはじめてとなる利下りさげにるとの観測かんそくつよまっています。
記事きじ後半こうはんには飯田いいだ香織かおり解説かいせつ委員いいん解説かいせつ掲載けいさいしています。
FRBは16日じゅうろくにちから2日間ふつかかん金融きんゆう政策せいさくめる会合かいごうひらいていて、日本にっぽん時間じかん18日じゅうはちにち午前ごぜん3時さんじ結果けっか発表はっぴょうします。
金融きんゆう市場しじょうではFRBがこのところのアメリカの雇用こよう統計とうけい経済けいざいささえてきた雇用こよう減速げんそく鮮明せんめいになっていることをまえて景気けいき下支したざさえするため0.25%の利下りさげにるとの観測かんそくつよまっています。
トランプ大統領だいとうりょうはFRBにたいしてこれまでかえ利下りさげをもとめていて、FRBが利下りさげをめれば去年きょねん12月じゅうにがつ以来いらい6会合ろくかいごうぶりでいまのトランプ政権せいけんしたでははじめてとなります。
一方いっぽう、アメリカの先月せんげつ消費しょうひしゃ物価ぶっか指数しすう上昇じょうしょうりつまえとしおなつきくらべて2.9%と、7ななげつぶりのたか水準すいじゅんとなり、トランプ政権せいけん関税かんぜい措置そちによる影響えいきょうがじわじわとひろがっているという見方みかたています。
FRBが雇用こよう減速げんそく鮮明せんめい相次あいつ人員じんいん削減さくげん
アメリカ経済けいざいささえてきた雇用こよう減速げんそく鮮明せんめいになっています。
中西部ちゅうせいぶイリノイしゅう本社ほんしゃき、世界せかい各地かくち事業じぎょうがける大手おおて農業のうぎょう機械きかいメーカー先月せんげつ、3つの工場こうじょうであわせて238にひゃくさんじゅうはちにん従業じゅうぎょういん解雇かいこすると発表はっぴょうしました。
農業のうぎょう機械きかい購入こうにゅうするおおくの農家のうか生産せいさんしゃ困難こんなん状況じょうきょう直面ちょくめんしていて受注じゅちゅう減少げんしょうしていることがおも要因よういんだとしています。
この会社かいしゃでは、関税かんぜい措置そちによってことしは6ろくおくドル、日本にっぽんえんにして880億はっぴゃくはちじゅうおくえんあまりの損失そんしつ見込みこんでいるとつたえられています。
またクリスマスツリーをオンラインなど販売はんばいする企業きぎょうはことし3月さんがつ従業じゅうぎょういん360人さんびゃくろくじゅうにんあまりおよそ1いちわりにあたる人員じんいん削減さくげんしました。
この会社かいしゃでは中国ちゅうごくなどからツリーや装飾そうしょくひんなどを輸入ゆにゅうし、一般いっぱん家庭かていほかホテルオフィスけに販売はんばいしています。
トランプ政権せいけん関税かんぜい措置そち発動はつどうされるまえ在庫ざいこ大幅おおはばみましたが、いまでは製品せいひん輸入ゆにゅうコストが10じゅう以上いじょう上昇じょうしょうするなど、おおきな打撃だげきけています。
会社かいしゃでは、従業じゅうぎょういん昇給しょうきゅう出張しゅっちょう凍結とうけつくわえ、ランチサービス廃止はいしなどコスト削減さくげん徹底てっていしましたが、関税かんぜいによる上昇じょうしょうぶん吸収きゅうしゅうしきれず2006年にせんろくねん創業そうぎょう以来いらいはじめてだい規模きぼ人員じんいん削減さくげんったということです。
マック・ハーマンCEOは「この会社かいしゃきずくためにちからくしてくれた人々ひとびとわかれをげなくてはならなかったのは20年間にじゅうねんかん最悪さいあくでした。クリスマスをまえ需要じゅようのピークとなる10月じゅうがつ下旬げじゅんから11月じゅういちがつ消費しょうひしゃたしかな自信じしんつようになることをいのっています」とはなしていました。
高級こうきゅうしゃ販売はんばいてん 利下りさげへのきたいかん販売はんばいぞう
利下りさげへの期待きたいかんたかまるなか輸入ゆにゅうする高級こうきゅうしゃ販売はんばいてんではトランプ政権せいけん関税かんぜい措置そちけて値上ねあげにったあとも好調うちょうげがつづいています。
アメリカ西部せいぶソルトレークシティーにある自動車じどうしゃ販売はんばいてんでは、ドイツから日本にっぽんえんにして1台数いちだいすうせんまんえんくるま輸入ゆにゅうしています。
ことし6月ろくがつまでのげは前年ぜんねんを5%上回うわまわっていて、7月しちがつにはトランプ政権せいけん関税かんぜい措置そちけておおくの車種しゃしゅで4%ちか値上ねあげにりましたがげに影響えいきょうはみられないといいます。
ことし1年間いちねんかんげは前年ぜんねん10じゅう上回うわまわると見込みこんでいて、好調こうちょう業績ぎょうせき背景はいけい3500万さんぜんごひゃくまんドル、日本にっぽんえんにして50億ごじゅうおくえんあまりをとうじてあらたな店舗てんぽ建設けんせつする工事こうじすすめています。
アメリカでは個人こじん消費しょうひ企業きぎょう設備せつび投資とうし堅調けんちょうで、ことし4月しがつから6月ろくがつまでのGDP=国内こくないそう生産せいさんは、まえ3か月さんかげつくらべたりつ年率ねんりつ換算かんさんしてプラス3.3%となっています。
またFRB=連邦れんぽう準備じゅんび制度せいど理事りじかいのアトランタ地区ちく連銀れんぎん公表こうひょうした最新さいしん予測よそくではことし7月しちがつから9月くがつまでのGDPのりつはプラス3.4%と堅調けんちょうさを維持いじする見通みとおしとなっています。
こうした堅調けんちょう個人こじん消費しょうひ背景はいけいにあるのが資産しさん価格かかく上昇じょうしょうです。
FRBの利下りさげへの期待きたいかんから株価かぶか今月こんげつはいってなんさい高値たかね更新こうしんしていて、前向まえむきなうごきが個人こじん消費しょうひ下支したざさえしているという見方みかたもあります。
販売はんばいてん担当たんとうしゃは「株式かぶしき市場しじょう成長せいちょうつづけていて、ちかいうちに金利きんり大幅おおはばがっていくだろう。アメリカ経済けいざい先行さきゆきについてもとても楽観らっかんてきだ」とはなしています。
専門せんもん雇用こよう減速げんそく説明せつめい非常ひじょうおも意味いみ
FRBの会合かいごう注目ちゅうもくてん日本にっぽん経済けいざいへの影響えいきょうについてもと三菱みつびしUFJ銀行ぎんこうのエコノミストで、にちべい金融きんゆう政策せいさくくわしい鈴木すずき敏之としゆききました。
鈴木すずきはこのところのアメリカの雇用こよう統計とうけい農業のうぎょう分野ぶんや以外いがい就業しゅうぎょうしゃすう大幅おおはば下方かほう修正しゅうせいされたことなどをまえて「FRBは雇用こようについてきゅう心配しんぱいになってきているような状態じょうたいだ。はなっておくわけにいかず、なんらかの政策せいさく対応たいおうをしなければいけない」とべ、FRBが今回こんかい会合かいごう利下りさげにるとの見方みかたしめしました。
鈴木すずき注目ちゅうもくてんとして「きゅうちてしまった雇用こよう数字すうじについてFRBがどう分析ぶんせきしているのかこの説明せつめい非常ひじょうおも意味いみつ」と雇用こよう減速げんそくかんするFRBの分析ぶんせき重要じゅうようだとのかんがえをしめしました。
一方いっぽう日本にっぽん経済けいざいへの影響えいきょうについては、FRBがかり急速きゅうそく利下りさげをすすめた場合ばあい、「金融きんゆう市場しじょうではにちべい金利きんり縮小しゅくしょう為替かわせ相場そうばえんだかうごくことが意識いしきされることになる」と指摘してきしました。
そのうえで「トランプ政権せいけん関税かんぜい措置そちによって輸送ゆそう機械きかい自動車じどうしゃ産業さんぎょうなどはすでに影響えいきょうけているためえんだか圧力あつりょくかさなれば日本にっぽん景気けいき先行さきゆきについてこれまでとはちが心配しんぱいをしなくてはならなくなる」とべ、FRBの金融きんゆう政策せいさく金融きんゆう市場しじょうなどをつうじて日本にっぽん経済けいざいおよぼす影響えいきょう注意ちゅういしてていく必要ひつようがあると警鐘けいしょうらしました。
動画どうが飯田いいだ香織かおり解説かいせつ委員いいん解説かいせつ9きゅうふん38さんじゅうはちびょう
17じゅうしちにち「キャッチ!世界せかいトップニュース」で放送ほうそう
データ放送ほうそうではごらんになれません
金融きんゆう政策せいさく行方ゆくえやFRBの今後こんごについて、経済けいざい担当たんとう飯田いいだ香織かおり解説かいせつ委員いいん解説かいせつします。
Q1 FRBは今回こんかい政策せいさく金利きんりげるとよいのでしょうか?
投資とうしでは、FRBが今回こんかい会合かいごうで、政策せいさく金利きんりを0.25%げるという見方みかたつよまっています。「ほぼ確実かくじつ」というひともいます。FRBは、政策せいさく金利きんりは4.25%から4.5%のはばいてきました。今回こんかい利下りさげにれば、去年きょねん12月じゅうにがつ以来いらい6会合かいごうぶりということになります。それもトランプ大統領だいとうりょう再任さいにんされてからははじめてになります。
Q2 実際じっさい利下りさげすれば、アメリカの金融きんゆう市場しじょうにはどんな影響えいきょうがあるのでしょうか?
今回こんかい利下りさげについて、金融きんゆう市場しじょう好意こういてきめていて、すでにんでいます。このため、10月がつ12月じゅうにがつ会合かいごう利下りさげするのかどうか、といった今後こんご金融きんゆう政策せいさく焦点しょうてんとなります。そもそも、金利きんりひくいほうが企業きぎょう個人こじん資金しきんりやすくなることから、来年らいねん中間ちゅうかん選挙せんきょけて、利下りさげによって景気けいき拡大かくだいしたいというのがトランプ大統領だいとうりょうです。
一方いっぽうインフレ加速かそくしてはこまるとして利下りさげに慎重しんちょうだったFRBのパウエル議長ぎちょうとの緊張きんちょう関係かんけいつづいてきました。それを象徴しょうちょうしたのが、7月しちがつこちら場面ばめんです。トランプ大統領だいとうりょうは、ビル改修かいしゅう工事こうじすすめられているFRB本部ほんぶみました。不動産ふどうさんおう”ともわれたトランプは、ヘルメット姿すがた工事こうじ現場げんばあるまわ姿すがたも、なんだかれた様子ようすです。きゅうきょ対応たいおうわれたパウエル議長ぎちょうたいして、直接ちょくせつ金利きんりげてほしい」とかなり露骨ろこつ圧力あつりょくをかけました。トランプ大統領だいとうりょうは「利下りさげしてほしい。ほかにうことはないよ」とはなしました。
Q3 今回こんかい利下りさげするということで、パウエル議長ぎちょうがついにトランプ大統領だいとうりょうくっするということでしょうか?
中央ちゅうおう銀行ぎんこう威厳いげんにかけて、そうられないようにするはずです。FRBは、利下りさげしない理由りゆうとして、トランプ関税かんぜい影響えいきょうげていました。つまり、アメリカ国内こくない物価ぶっかがることが予想よそうされるというわけです。11日じゅういちにち発表はっぴょうされた8月はちがつ消費しょうひしゃ物価ぶっか指数しすうは、たしかに、まえとしおなつきくらべて2.9%の上昇じょうしょうとなりました。7か月ななかげつぶりのたか水準すいじゅんで、トランプ関税かんぜい影響えいきょうがじわじわとひろがっているという見方みかたています。
一方いっぽう5日いつか発表はっぴょうされた8月はちがつ雇用こよう統計とうけいでは、労働ろうどう市場しじょう減速げんそく鮮明せんめいとなりました。げん段階だんかいでは、こちらのほうが心配しんぱいされています。パウエル議長ぎちょうかえし「経済けいざいデータを重視じゅうしする」とっており、利下りさげする場合ばあいは、あくまでも経済けいざいデータを理由りゆうにするはずです。
Q4 FRBでは、利下りさげをめぐってメンバー意見いけんかれるなど、さまざまな問題もんだいきていますよね?
FRBの金融きんゆう政策せいさくめる前回ぜんかい7月しちがつ会合かいごうでは、メンバーのうち2人ふたり理事りじ利下りさげを支持しじして、政策せいさく金利きんりきに反対はんたいする異例いれい状況じょうきょうになりました。こちらのバウマンとウォラーです。この2人ふたりは、トランプ大統領だいとうりょう1期いっき指名しめいしました。その、バイデンぜん大統領だいとうりょう指名しめいされたクグラー理事りじ任期にんき途中とちゅう辞任じにんし、その後任こうにん注目ちゅうもく人物じんぶつです。スティーブン・ミランです。ミラン42よんじゅうにさいトランプ大統領だいとうりょう側近そっきんで、現在げんざい、アメリカ経済けいざい現状げんじょう分析ぶんせき政策せいさく立案りつあんにな大統領だいとうりょう経済けいざい諮問しもん委員いいんかい委員いいんちょうです。日本にっぽん時間じかん16日じゅうろくにち議会ぎかい承認しょうにんされたばかりで、今回こんかい会合かいごうはつ参加さんかとなります。先週せんしゅう議会ぎかい証言しょうげんでは「大統領だいとうりょういなりにならない」という姿勢しせい強調きょうちょうしました。
ミランは「中央ちゅうおう銀行ぎんこう独立どくりつせい重要じゅうようだ。アメリカ経済けいざい金融きんゆう市場しじょうのためにもだ」「大統領だいとうりょうわたし指名しめいしたのはわたし政策せいさくこのみだからだろう」「理事りじ承認しょうにんされれば独立どくりつした立場たちば判断はんだんする」などとはなしました。ミランしん理事りじは「独立どくりつした立場たちば判断はんだんする」とかえっていましたが、政権せいけん役職やくしょく辞任じにんせずにFRB理事りじ就任しゅうにんするため、中央ちゅうおう銀行ぎんこう独立どくりつせいおびやかすものだと、早速さっそく批判ひはんされています。
トランプ大統領だいとうりょう意向いこう、つまり政治せいじ介入かいにゅうによって金利きんりまるようでは、経済けいざい混乱こんらんすることが懸念けねんされる、というわけです。
Q5 クック理事りじをめぐっても、れていますよね。
トランプ大統領だいとうりょう先月せんげつ、クック理事りじ解任かいにんするとあきらかにしました。住宅じゅうたくローンをめぐる不正ふせいがあった」とトランプ大統領だいとうりょう主張しゅちょうしていて、“トランプ”の理事りじ後任こうにんえようとしているとみられています。現在げんざい裁判さいばんあらそわれていて、クック理事りじは、今回こんかい会合かいごう出席しゅっせきすることが直前ちょくぜんまりましたが、トランプ大統領だいとうりょうは、FRBをまるでるかのようです。
Q6 パウエル議長ぎちょう後任こうにんえらびについては、うごきがあるのでしょうか。
パウエル2018年にせんじゅうはちねん2月にがつ議長ぎちょう指名しめいしたのはトランプ大統領だいとうりょうです。議長ぎちょうとしての任期にんき来年らいねん5月ごがつまでです。トランプ大統領だいとうりょう利下りさげにおうじないパウエル議長ぎちょうをこれまで「おそすぎるおとこだ」「クビだ!」として、後任こうにん人事じんじすすめてきました。
今月こんげつ5日いつか、ホワイトハウスで記者きしゃだんたいし、次期じきFRB議長ぎちょう候補こうほについて“トップ3さん”にしぼんだとっています。トランプ大統領だいとうりょうは「その3人さんにんがトップ候補こうほといっていいだろう」とはなしています。
3人さんにん
▽ホワイトハウスで経済けいざい政策せいさく助言じょげんする国家こっか経済けいざい会議かいぎ委員いいんちょうのケビン・ハセット
▽FRBもと理事りじのケビン・ウォーシュ
7月しちがつ会合かいごう利下りさげを支持しじしたFRB理事りじのクリストファー・ウォラーです。
2ふたりんのケビン」のうち、ケビン・ハセットにはなんインタビューしたことがあります。ワシントンの保守ほしゅけいシンクタンクの研究けんきゅういんだったころ、金融きんゆう政策せいさくについて取材しゅざいくと、丁寧ていねい対応たいおうしてくれましたが、独立どくりつせいについてパウエル議長ぎちょうほど信念しんねんがあるかどうかはかりません。
Q7 「FRBの独立どくりつせいあやぶまれる」ということですが、具体ぐたいてきにどんなことが懸念けねんされるのでしょうか?
政策せいさく金利きんりひくほう景気けいきにとってよい、と思おもっていたトランプ大統領だいとうりょうはこれまでもいましたが、ここまで露骨ろこつくちして、人事じんじつうじて圧力あつりょくをかけたのは、トランプ大統領だいとうりょうはじめてだとおもいます。
圧力あつりょくくっして利下りさげをすると中央ちゅうおう銀行ぎんこう政治せいじ道具どうぐとしてられ、ドルの信認しんにんうしなわれ、なにきるか予測よそくできないとしてドルばなれがきかねません。
FRBの独立どくりつせいにも関心かんしんあつまるなか、今回こんかい会合かいごうはかつてないほど緊迫きんぱくすることが予想よそうされます。
会合かいごうのあと発表はっぴょうされる声明せいめい、その記者きしゃ会見かいけんで、パウエル議長ぎちょう物価ぶっか景気けいき見通みとおしだけでなく、根幹こんかんとなるFRBの独立どくりつせいについてどんな発言はつげんをするのか、いつも以上いじょう注目ちゅうもくです。






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