タンパク質たんぱくしつ人工じんこうてきつく こう感度かんどくさセンサー開発かいはつ

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Jan 18, 2021 05:01 0
Furigana
遺伝子いでんしをもとににおかんじるタンパク質たんぱくしつ人工じんこうてき作り出つくりだし、こう感度かんどのセンサーとして使つかことに成功せいこうしたと東京とうきょう大学だいがくなど研究けんきゅうグループ発表はっぴょうし、改良かいりょうかさねて実用じつよう目指めざしたいとしています。動物どうぶつ血液けつえきなどは、触角しょっかくあるタンパク質たんぱくしつあせふくまれるオクテノールとばれるくさ成分せいぶんわずりょうでも感知かんちすることがられています。

東京とうきょう大学だいがく情報じょうほう理工りこうがくけい研究けんきゅう竹内たけうち昌治しょうじ教授きょうじゅなど研究けんきゅうグループは、オクテノールを感知かんちするタンパク質たんぱくしつ遺伝子いでんしをもとに人工じんこうてき作り出つくりだしました。

そしてこのタンパク質たんぱくしつ油脂ゆしまく組み込くみこんで、オクテノールを感知かんちしたときにしょうじる微弱びじゃく電気でんき測定そくていするなどにおかんじる原理げんり応用おうようしたセンサーを開発かいはつしました。

センサーに調しらべたい気体きたい送り込おくりこと、一般いっぱんひとくさとしてかんじられるレベルおおきく下回したまわ0.5ppbのオクテノールでも検出けんしゅつできたということです。

研究けんきゅうグループによりますと、生物せいぶつ遺伝子いでんしをもとに人工じんこうてきくさ成分せいぶん感度かんどよく検出けんしゅつするセンサーを開発かいはつしたのははじめてだということで、耐久たいきゅうせい向上こうじょうさせるなど改良かいりょうかさねて実用じつよう目指めざしたいとしています。

竹内たけうち教授きょうじゅは「にお従来じゅうらい機械きかい測定そくていするよりも生物せいぶつ嗅覚きゅうかくのほうがすぐれていることがおおく、化学かがく物質ぶっしつ爆発ばくはつぶつなど検出けんしゅつ医療いりょうようのセンサーなどへの応用おうようにもつなげていきたい」とはなしていました。

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