去年9
月、
静岡県牧之原市の
認定こども
園で、
当時3
歳の
女の子が
通園バスの
車内に
置き去りにされ、
重度の
熱中症で
死亡した
事件で、バスを
運転していた
当時の
園長と
クラスの
元担任の2
人が22
日業務上過失致死の
罪で
在宅起訴されたことが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
去年9月5日、牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」の駐車場に止められた通園バスの車内に、園に通っていた河本千奈ちゃん(当時3)がおよそ5時間にわたって置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
この事件でバスを運転していた増田立義元園長(74)と当時の乗務員が車内の確認を怠った上、元担任と元副担任は、教室で千奈ちゃんの姿が見えなかったのに、保護者に問い合わせをしていないなど、それぞれが安全管理を怠ったとして、あわせて4人が業務上過失致死の疑いで書類送検されていました。
このうち増田元園長とクラスの元担任のあわせて2人が22日業務上過失致死の罪で在宅起訴されたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
当時の乗務員とクラスの元副担任の2人について、検察は嫌疑不十分で不起訴にしたということです。