アメリカのキャサリン・タイ
通商代表と
中国の
劉鶴副首相は、
日本時間の9
日午前、
電話で
協議しました。
アメリカ政府の発表によりますと、この中でアメリカ側は、トランプ前政権時代の去年1月に合意した第1段階の貿易協定に沿って、中国に対し、アメリカ産の農産品などを大量に購入する約束を着実に実行するよう求めたほか、過剰な産業補助金など、構造的な問題への懸念も伝えたということです。
中国政府によりますと、中国側は最大25%の関税上乗せ措置の撤廃や制裁措置の解除を求めたほか、自国の産業政策の立場を説明したということで、産業補助金などに対する批判はあたらないという姿勢を示したとみられます。
アメリカ政府は今月、中国との貿易に関し、対話を重視するなどとする新たな交渉方針を発表していて、今回の電話協議をバイデン政権のもとでの本格的な貿易交渉の始まりと位置づけています。
バイデン大統領と習近平国家主席は、年内にオンラインで会談することで原則合意していて、これに向け、両国の懸案である貿易交渉がどこまで進むかが、焦点の一つとなっています。