去年の
東京都知事選挙に
立候補した
石丸伸二氏の
陣営が
選挙期間中の
集会をライブ
配信した
業者に
およそ100
万円を
支払ったと
報じられたことについて、
石丸氏は6
日、
記者会見で「
法令に
違反するお
それは
あると
思う。
改めるところは
改めたい」と
述べました。
6日、発売の「週刊文春」は、去年7月の東京都知事選挙で2位となった石丸伸二氏の陣営が選挙期間中の集会を動画サイトでライブ配信した業者に対し、撮影機材のキャンセル料の名目で97万円余りを支出していて、実質的な報酬が含まれていた場合、公職選挙法違反の可能性があると報じています。
これについて石丸氏は6日に開いた会見で陣営の担当者とともに経緯を説明しました。
石丸氏などによりますと、陣営がいったん業者に機材費や人件費として発注したものの、陣営の中から有償でのライブ配信は法令違反にあたるという懸念が出たことから、集会の直前になって発注をキャンセルしたということです。
しかし、すでに撮影機材の手配が済んでいたため、発注額と同額のキャンセル料を支払いましたが、結局業者の代表などが配信にあたったということです。
会見で記者団から公職選挙法に違反するのではないかと問われた石丸氏は「法令に違反するおそれはあると思う」と述べ、関係者から聞き取りなどを行い、調査結果を公表する考えを明らかにしました。
そして「不備があったのは事実なので改めるところは改めたい。一個人が都知事選挙に出たわけで、準備万端であればよかったが、これから生かしていきたい」と述べました。