勝ち点を6に伸ばした日本は第3戦を残して最終予選の1位が確定し、4大会連続5回目のオリンピック出場を決めました。
全競技を通して、日本勢で最初となるミラノ・コルティナオリンピックの出場権獲得です。
来年のミラノ・コルティナオリンピックの出場権を獲得したアイスホッケー女子日本代表の「スマイルジャパン」。
オリンピックは4大会連続5回目の出場で、出場を重ねるごとに成長を示してきました。
アイスホッケー女子がオリンピックに初めて採用されたのは1998年の長野大会です。
出場した6か国が総当たりで戦い、開催国の日本は5試合すべて敗れて最下位でした。
2014年のソチ大会で日本は、4大会ぶりに出場しましたが、予選リーグで全敗、その後の順位決定予備選と順位決定戦でも勝てず、最下位に終わりました。
2大会連続の出場となったピョンチャン大会では、8チームが2つの組に分かれた予選リーグで、スウェーデンとスイスに敗れましたが、韓国と北朝鮮の合同チームに勝って、オリンピックで初勝利をあげました。
そして、順位決定予備選では、予選リーグで負けたスウェーデンに勝ちましたが、5位・6位決定戦でスイスに敗れて6位でした。
最終予選を戦わず世界ランキングによっての3大会連続の出場となった北京大会では、出場したチームの中で世界ランキング下位5チームによる予選リーグを3勝1敗で1位で突破し、初の決勝トーナメント進出を果たしました。
準々決勝では強豪のフィンランドに1対7で敗れて初めての準決勝進出はならず6位でした。
オリンピックでは出場を重ねるごとに成長を示してきたスマイルジャパンが来年冬のオリンピックでこれまでの成績をさらに上回る成績を残せるのか注目です。