3年前、
神奈川県相模原市の
知的障害者施設で
入所者19
人が
殺害される
などした
事件で、
殺人などの
罪に
問われている29
歳の
元職員の
裁判の
判決が、
来年3月に
横浜地方裁判所で
言い渡されることが
決まりました。
平成28年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々と刃物で刺され19人が殺害されるなどした事件では、施設の元職員、植松聖被告(29)が殺人などの罪に問われています。
裁判員裁判が始まるのを前に裁判所と検察、それに弁護側が争点を絞り込むための手続きを進めていて、初公判は来年1月8日に横浜地裁で開かれることがすでに決まっています。
横浜地裁は2日その後の日程を発表し、初公判から3月4日まで25回にわたって公判が開かれ、判決は3月16日に言い渡される予定だということです。
裁判では被害者の名前など個人が特定される情報は伏せて審理され、植松被告の刑事責任能力の有無などが争点になるとみられています。