卵の
価格が
上昇していることについて、
江藤農林水産大臣は、
鳥インフルエンザによる
影響を
指摘したうえで、さらなる
感染拡大の
防止に
努めて
いく考えを
示しました。
卵の価格はこのところ上昇傾向が続いていて、卸売価格の目安となる「JA全農たまご」の東京地区の平均価格は、1月31日時点でMサイズ1キロ当たり305円と、1月上旬と比べると3割以上値上がりしています。
これについて江藤農林水産大臣は閣議のあとの会見で「鳥インフルエンザの発生によるものだ。1月に入ってから異常な事態だが、その状況がいよいよ価格の上でも顕著になったということだ」と指摘しました。
そのうえで「これ以上鳥インフルエンザがまん延すると、さらに悪い状況になりかねない。農林水産省としては人の派遣も含めてできるだけ支援し、これ以上の価格高騰につながらないよう努力したい」と述べ、卵のさらなる価格上昇に歯止めをかけるためにも、鳥インフルエンザの感染拡大防止に努めていく考えを示しました。