東京オリンピックの聖火リレーは、全国では12番目、四国では徳島県に続いて17日から香川県で始まりました。
2日間かけて県内17のすべての市と町を回ります。
1日目の17日は宇多津町役場で出発式が開かれ、午前7時55分にリレーがスタートしました。
その後ランナーは、現代アートの島として世界に知られる直島や金刀比羅宮の石段、弘法大師・空海の生誕地で四国遍路の75番札所である善通寺などを回ります。
そして、1日目の最終区間となる観音寺市では、オリンピック出場を目指す中で海の事故にあって首から下を自由に動かすことができなくなった男性がランナーを務め、最終ランナーは、午後7時にセレブレーションが行われる「観音寺まちなか交流駐車場」に到着する予定です。
一方、18日の最終区間となる高松市の玉藻公園では16日、聖火の受け渡しの最終ポイントとなる和船の仮設の船着き場を設置する作業が行われました。
香川県は、沿道で密になるのを避けるためインターネットのライブ中継で応援してほしいと呼びかけています。