セアカゴケグモはかまれると、痛みや吐き気などの症状が出るため注意が必要です。気温が上がる夏ごろに活動が活発になり、例年6~10月にかけて通報が増加するといい、市は注意を呼びかけました。
20日に市民から通報がありました。22日に市職員が現場の付近を捜索しましたが、見つからなかったものの、発見時に撮影した写真を専門家が確認して、セアカゴケグモと判明しました。
セアカゴケグモは体長が約1センチでした。光沢のある黒色の体に赤い模様がある点が特徴です。メスは神経毒があります。プランターの裏や側溝の中など、薄暗い所を好むということです。
市は「目に触れる機会が増える時期。見つけても素手で触らず、かまれた場合は皮膚科を受診してほしい」と呼びかけました。