マツダが発表した去年4月から12月までの連結決算によりますと、本業のもうけを示す営業利益が319億円の赤字、最終損益は782億円の赤字でした。去年4月から9月にかけて自動車の販売が落ち込んだことが要因です。
一方で、去年10月から12月は最終損益が148億円の黒字で、ほぼ前年並みに回復。アメリカと中国市場を中心に需要が戻ってきていて、去年4月から12月までの販売台数は、いずれも前の年の同じ時期と比べて2%増加しています。
これに伴い、今年3月までの1年間の業績予想は、これまでの予想より400億円上方修正して500億円の最終赤字を見込んでいます。