世界最大の食品・飲料会社のネスレは、コスト上昇を消費者に転嫁するため、1〜3月に5%を超える値上げを行いました。21日に発表した第1四半期の業績報告で明らかにしました。
北米の消費者が最も大きな値上げに直面し、値上げ幅は8.5%です。次いで中南米で7.7%値上がりしました。
マーク・シュナイダー最高経営責任者(CEO)はさらなる値上げが控えていることを示唆しました。
シュナイダー氏は「コストのインフレは引き続き急激に加速しており、今年中にさらなる価格設定と緩和措置が必要になる」と述べました。