自民党の
安倍派は、
安倍元総理大臣が
生前重視した「
憲法改正」
などの
議論を
続ける必要が
あるとして、
派内に3つの
作業チームを
設ける方向で
最終調整を
進めています。
自民党安倍派は、先月、安倍氏の後任の会長選びを模索したものの、調整が難航したため、当面、後任の会長は置かないことになっています。
こうした中、会長代理として、取りまとめ役を担う塩谷元文部科学大臣と下村元政務調査会長らは、安倍氏が生前重視した政策テーマの議論を派閥として続けていく方針です。
このため、憲法改正、安全保障の強化、積極財政の3つのテーマについて、それぞれ作業チームを設ける方向で、最終調整を進めています。
新体制への移行が見通せない中、派閥としては、安倍氏の遺志を継ぐ姿勢を鮮明にすることで、派内の結束を維持するねらいもあるものとみられます。