山口県周防大島町で
行方がわからなくなり、15
日に
3日ぶりに
見つかった
藤本理稀くん(
2)の
体調について、
入院先の
病院が17
日、
記者会見を
開き
説明しました。
理稀くんは
体調が
回復しつつ
あるものの、38
度前後の
熱があり、あと
数日は
入院が
必要だということです。
山口県防府市の
藤本理稀くん(
2)は
今月12
日、
周防大島町にある
母親の
実家を
訪れていた
際に
行方がわからなくなり、15
日、ボランティアで
訪れていた
大分県の
男性が、
実家から500
メートル余り離れた
山の
中で
3日ぶりに
理稀くんを
見つけました。
17日は理稀くんが入院している病院が記者会見を開き、理稀くんの体調について説明しました。それによりますと、理稀くんは発見当初に見られた脱水症状はほぼ回復して、会話もふだんどおりにすることができ、17日の昼にはおかゆのほか、じゃがいもなどが入った煮物や春雨のスープをすべて食べるなど、元気な様子だということです。
一方、38度前後の発熱が見られることから、病院では細菌に感染している可能性もあるとして、あと数日は入院が必要だとしています。
山口県柳井市にある周東総合病院の西原寛之事務長は「熱が下がれば退院できると聞いているが、家族の意向も踏まえて判断したい」と話しています。
また、病院は理稀くんが発見された直後にCTやレントゲンなどで検査した結果、食べ物が写っていなかったことから、3日間、なにも食べずに過ごしていたと見られると説明しました。