経済産業省によりますと、
北海道電力管内の10
日午後5時台の
節電率は、
地震発生の
前日の
今月5日の
同じ時間帯と
比べて14.9%だったということです。
政府は、
企業や
家庭に対して20%の
節電目標を
掲げていて
引き続き
協力を
求めています。
節電率と節電目標
北海道電力管内の節電率は、10日の電力需要と地震前日の今月5日の同じ時間帯の需要実績を比較して計算されています。
北海道電力は10日からの平日の電力需要のピークを、地震前日のピークと同じ383万キロワットと見込んでいますが、北海道の電力供給は10日の時点では353万キロワットにとどまっていて、少なくとも10%の節電が必要な状況です。
さらに、再稼働した火力発電所は老朽化しているものもあるため、トラブルで供給力がさらに減少するおそれもあります。
このため政府は、家庭や企業に対して、電力使用が増える平日の午前8時半から午後8時半までの間、20%を目標とした節電への協力を求めています。