地震の
影響で
運休になっていた、
札幌と
帯広や
釧路を
結ぶJRの
特急列車が
8日ぶりに
運行を
再開し、
北海道内の
特急列車はすべて
運行を
再開しました。
運行を
再開したのは、
▽札幌と釧路を結ぶ特急列車「スーパーおおぞら」と
▽札幌と帯広を結ぶ特急列車「スーパーとかち」です。
今月6日の地震で線路の一部にゆがみが見つかりましたが、復旧作業が終わって、14日朝8日ぶりに運行が再開され、JR札幌駅では、早速会社員や観光客が乗り込んでいました。
仕事で釧路市に向かう男性は「念のため飛行機も予約しましたが、無事に運行が再開されよかったです」と話していました。
これで、北海道内の特急列車はすべて運行を再開し、主要な路線が復活したことで、復興への効果が期待されています。
一方、普通列車はまだ一部の路線で運休が続き、特急列車も、節電で、一部では当面、本数を減らして運行します。
JRの特急列車を再開を受けて、釧路駅では乗客から喜びの声が聞かれました。
札幌と釧路を結ぶ特急列車は地震の影響で今月6日から運休となっていましたが、レールや踏切などの設備の安全が確認できたとして14日、8日ぶりに運行を再開しました。
JR釧路駅を午前8時23分に出発した特急「スーパーおおぞら」には、観光客や出張中の会社員などおよそ80人が乗り込みました。
観光で釧路を訪れていた東京の70代の男性は「予定どおりの列車に乗ることができほっとしています。運転が再開した日に乗ることができてうれしい」と話していました。
また、母親とともに実家のある盛岡市に帰省するという釧路市の女性は「母が盛岡に帰りたがっていたので、運転再開を待っていました。助かりました」と話していました。