日本新聞: アゼルバイジャンとアルメニア双方が相手の停戦違反を主張

アゼルバイジャンとアルメニア双方そうほうが相手あいての停戦ていせん違反いはんを主張しゅちょう

Oct 18, 2020 23:10

Furigana

旧きゅうソビエトのアゼルバイジャンとアルメニアによる、係争けいそう地ちナゴルノカラバフ自治じち州しゅうをめぐる戦闘せんとうは、2度目どめの停戦ていせんに合意ごういしたあとも収おさまらず、双方そうほうが相手あいての停戦ていせん違反いはんを主張しゅちょうする非難ひなんの応酬おうしゅうとなっています。

ナゴルノカラバフ自治じち州しゅうをめぐって大だい規模きぼな戦闘せんとうを続つづけてきたアゼルバイジャンとアルメニアは、今月こんげつ10日にちから停戦ていせんすることでいったん合意ごういしましたが、その後そのごも戦闘せんとうが続つづいたため、ロシアが再ふたたび仲介ちゅうかいに入はいり、18日にちからの停戦ていせんに改あらためて合意ごういしました。

しかし停戦ていせんが発効はっこうした数すう時間じかん後ご、アルメニア側がわがアゼルバイジャン軍ぐんによる砲撃ほうげきで死傷ししょう者しゃが出でたと発表はっぴょうしたのに続つづき、アゼルバイジャン側がわも迫撃はくげき砲ほうによる攻撃こうげきを受うけたと公表こうひょうし、双方そうほうが相手あいての停戦ていせん違反いはんを主張しゅちょうする非難ひなんの応酬おうしゅうとなっています。