随時ずいじ更新こうしん】ロシア ウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう(24にちうご

Easy Japanese news
Oct 24, 2022 13:10 5
Furigana
Japanese newspaper
ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうはじまって24にちで8か月かげつとなります。

ウクライナの各地かくちでロシアぐんとウクライナぐん戦闘せんとうつづけていて、大勢たいせい市民しみん国外こくがい避難ひなんしています。戦闘せんとう状況じょうきょう関係かんけい各国かっこく外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる24にち日本にっぽん時間じかん)のうご随時ずいじ更新こうしんお伝おつたします。

日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかん時差じさがあります)

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかん人々ひとびと寄り添よりそった支援しえん実施じっししていく

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんは、24にち午前ごぜん記者きしゃ会見かいけんで「ロシアの攻撃こうげきにより、ウクライナ各地かくちおお市民しみん犠牲ぎせいになっていることをきわめて深刻しんこく受け止うけとめている。民間みんかんじん発電はつでんしょふく民間みんかん施設しせつへの攻撃こうげきは、国際こくさいほう違反いはんだんじて正当せいとうできず、つよ非難ひなんする」とべました。

そのうえで「日本にっぽんちからによる一方いっぽうてき現状げんじょう変更へんこうこころけっして看過かんかしない。ふゆきびしいさむさが待ち受まちうけるなかで、ウクライナの人々ひとびと寄り添よりそった支援しえん実施じっししていく。G7=主要しゅよう7か国かこくをはじめとする国際こくさい社会しゃかい連携れんけいし、強力きょうりょく対ロたいろ制裁せいさい、およびウクライナ支援しえん実施じっししていく」とべました。

ロシア国防こくぼうしょうきたな爆弾ばくだん」に一方いっぽうてき懸念けねん表明ひょうめい

ロシア国防省こくぼうしょうは、ショイグ国防こくぼうしょうが23にち、アメリカのオースティン国防こくぼう長官ちょうかんをはじめ、NATOに加盟かめいする一部いちぶくに国防こくぼうトップ相次あいついで電話でんわ会談かいだんおこなったことをあきらかにしました。

このうち、フランス、トルコ、イギリスの国防こくぼうしょうとの会談かいだんなかでショイグ国防こくぼうしょうは、ウクライナがわ放射ほうしゃせい物質ぶっしつまき散まきちらす爆弾ばくだんいわゆるきたな爆弾ばくだん」を使用しようする可能かのうせいについて一方いっぽうてき懸念けねん表明ひょうめいしました。

これに対にたいしてウクライナがわはロシアがわ情報じょうほうねつ造ねつぞうだとつよ反発はんぱつしていて、ゼレンスキー大統領だいとうりょうは23にち公開こうかいしたビデオメッセージで「この戦争せんそう想像そうぞうできるすべてのきたなことの元凶げんきょうなにか、みんなわかっている。最初さいしょにザポリージャ原子力げんしりょく発電はつでんしょかく脅迫きょうはくをしたのはロシアだ」とつよ反論はんろんしました。

べいえいふつ ロシアがわの「きたな爆弾ばくだん主張しゅちょうけん制けんせい

アメリカ国務省こくむしょうは23にち、アメリカとイギリス、それにフランスの3か国かこく外相がいしょうによる共同きょうどう声明せいめい発表はっぴょうしました。

このなかではロシアのショイグ国防こくぼうしょう放射ほうしゃせい物質ぶっしつまき散まきちらす爆弾ばくだんいわゆるきたな爆弾ばくだん」をウクライナが使用しようする可能かのうせい一方いっぽうてき懸念けねん表明ひょうめいしたことについて「われわれは見え透みえすいた虚偽きょぎ主張しゅちょう受け入うけいれられないと明確めいかくにした」としています。

そのうえで「世界せかいは、事態じたい悪化あっかさせる口実こうじつこのような主張しゅちょう利用りようするいかなるこころ見抜みぬだろう」としてロシアがわけん制けんせいしています。

また、3か国かこくはウクライナの主権しゅけん領土りょうど一体いったいせい支持しじすることやウクライナへの支援しえん継続けいぞくすることもあらためて表明ひょうめいしました。

ロシアのウクライナ侵攻しんこう8か月かげつ ふゆまえ攻防こうぼういっそう激化げきか

ロシアがウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこうはじめてから24にちで8か月かげつとなります。

ウクライナぐんは、南部なんぶヘルソンしゅう反転はんてん攻勢こうせいつよめる一方いっぽう、ロシアぐんは、発電はつでんしょなどへの攻撃こうげき繰り返くりかえしてウクライナがわ心理しんりてき追い込おいこねらいともされ、ふゆまえにして双方そうほう攻防こうぼうがいっそうはげしくなるとみられます。

ウクライナぐんは、9つきから東部とうぶ南部なんぶ領土りょうど奪還だっかんけた反転はんてん攻勢こうせいつよめ、ロシアが一方いっぽうてき併合へいごう踏み切ふみきった南部なんぶヘルソンしゅうでは、ウクライナぐん反撃はんげきつづいています。

ヘルソンしゅうしんロシアは、住民じゅうみん強制きょうせいてき移住いじゅうすすめるとともに、ロシアぐん部隊ぶたい撤退てったいはじめたとされ、ことし3つき以降いこう、ロシアに占領せんりょうされている中心ちゅうしん都市としヘルソンをめぐりウクライナぐん奪還だっかんけた攻防こうぼう焦点しょうてんとなっています。

一方いっぽう、ロシアぐんは、今月こんげつ中旬ちゅうじゅんからミサイルやイランせいとみられる無人むじん使つかい、発電はつでんしょなどエネルギー関連かんれん施設しせつねらった攻撃こうげき繰り返くりかえしています。ウクライナ各地かくちでは停電ていでん相次あいついでいて、ふゆせまなか、ロシアがわとしてはウクライナがわ心理しんりてき追い込おいこねらいともみられます。

ロシア国防こくぼうしょうアメリカ国防こくぼう長官ちょうかん電話でんわ会談かいだん

ロシア国防省こくぼうしょうによりますと、ショイグ国防こくぼうしょうが23にち、21にちつづいて、アメリカのオースティン国防こくぼう長官ちょうかん電話でんわ会談かいだんおこなったということです。ショイグ国防こくぼうしょうは、23にちにはフランス、トルコ、イギリスの国防こくぼうしょうとも相次あいついで電話でんわ会談かいだんしていて、プーチン大統領だいとうりょうかく戦力せんりょく使用しようさないかましめなど緊迫きんぱくした情勢じょうせいつづなか、一連いちれん会談かいだんでどういう議論ぎろんわされたのか関心かんしんあつめています。

アメリカ国防こくぼう総省そうしょうも23にち、オースティン国防こくぼう長官ちょうかんがロシアのショイグ国防こくぼうしょう電話でんわ会談かいだんおこなったと発表はっぴょうしました。

発表はっぴょうによりますと、会談かいだんはロシアがわ要請ようせいおこなわれオースティン国防こくぼう長官ちょうかんはウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうつづなか事態じたい緊張きんちょうさせるロシアがわ主張しゅちょう受け入うけいれられないとしたうえでべいロが意思いし疎通そつう継続けいぞくすることの重要じゅうようせいについては確認かくにんしたということです。

ロシア「ワグネル」防衛ぼうえいせん構築こうちくはじめる

ロシアの独立どくりつけいメディア「メドゥーザ」などは、プーチン政権せいけんかかわりふかとされる民間みんかん軍事ぐんじ会社かいしゃ「ワグネル」が、ウクライナ東部とうぶルハンシクしゅうほか、ロシアのベルゴロドしゅうとウクライナとの国境こっきょう付近ふきんなどで今月こんげつから防衛ぼうえいせん構築こうちくはじめたとつたえています。

このうち、ウクライナ東部とうぶルハンシクしゅう撮影さつえいされたとする映像えいぞうでは、しろ三角みすみすいのコンクリートせいのブロックが2れつならべられている様子ようすうつっています。これは、戦車せんしゃ走行そうこうはばためのものでれつには、地雷じらい設置せっちするとつたえられています。

今月こんげつ6にち撮影さつえいされたという衛星えいせい画像がぞうでは、このブロックから100メートルほどはなれたところでも並行へいこうしてさらに2れつのブロックが設置せっちされているほか、ざんごうがられているのも確認かくにんできます。

一方いっぽう、ウクライナと隣接りんせつするロシアのベルゴロドしゅうでも22にちしゅう知事ちじ自身じしんのSNSにしろブロックがならんだ写真しゃしん投稿とうこうしています。ただ、「メドゥーザ」は、だい1世界せかい大戦たいせんのあと、フランスが、「マジノせん」とばれる防衛ぼうえいせんをつくったものの、ナチス・ドイツがう回うかいして進軍しんぐんしたためはばめなかったことをげ、「ウクライナぐんは、防衛ぼうえいせんがなくロシアの部隊ぶたいすくない北側きたがわから突破とっぱするだろう」と指摘してきしています。

ウクライナ各地かくち停電ていでん 24にち節電せつでんびかけ

ウクライナでは、各地かくち停電ていでんきています。

23にち首都しゅとキーウ中心ちゅうしんあるレストランでは、午後ごご4時半じはんごろ、店内てんない照明しょうめい突然とつぜんえました。みせでは客席きゃくせきにろうそくでかりをともしたり、携帯けいたい電話でんわのライトを使つかって伝票でんぴょう食材しょくざい確認かくにんしたりして営業えいぎょうつづけていました。

店員てんいんは「いま戦争せんそうちゅうです。冷蔵庫れいぞうこ電気でんき必要ひつよう停電ていでんは4、5時間じかんなのか1時間じかんなのかわかりませんが、食材しょくざいこおりやして鮮度せんどたもちたいとおもいます」とはなしていました。

国営こくえい電力でんりょく会社かいしゃは24にち全国ぜんこく電力でんりょく使用しよう制限せいげんされるそれあるとして、引き続ひきつづき、できるかぎりの節電せつでんびかけています。また地元じもと電力でんりょく会社かいしゃはホームページで地域ちいきごとに停電ていでんなるそれある時間じかんたいしめしていて、市民しみんに対にたいホームページの内容ないよう確認かくにんのうえ計画けいかくてき電気でんき使つかってほしいとしています。

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