自殺に
関わることばをツイッターに
投稿した
人のスマートフォン
などに、
相談窓口が
自動的に
表示される
実験を
滋賀県が
行ったところ、
窓口のホームページの
閲覧が3000
回近くに
上り、
電話相談も
増えたことから、
県は
自殺を
防ぐ有効な
手段だとして
本格的な
実施を
検討しています。
滋賀県が
初めて取り組んだ
今回の
実験は、
毎年自殺が
多い8月中旬から
およそ1か月間にわたって
行われました。
「死にたい」など自殺に関わることばをツイッターに投稿したり、検索したりした人のスマートフォンなどに県の自殺対策推進センターの窓口を知らせる画面が自動的に表示され、1人で悩まず相談するよう促します。
実験の結果がまとまり、自殺に関わることばに反応して窓口が自動表示された回数が160万回近くに上りました。
その画面をクリックするなどして窓口のホームページが閲覧された回数は2948回で、このうち半数近くが20代で、3分の1近くが10代。次いで30代の閲覧者がおよそ14%いました。
さらに実験が行われた月の電話相談は2029件と去年の同じ時期より3割以上増えたということで、滋賀県は自殺を防ぐ有効な手段だとして本格的な実施を検討しています。