東京・
青梅市の
住宅で
高齢の
男性が
殺害された
事件で、
頭には
殴られた
痕が
複数あったものの、
抵抗した
際に
手などに
できる傷は
見当たらないことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警視庁は
抵抗するまもなく
突然襲われた
疑いも
あるとみて
調べています。14
日、
東京・
青梅市の
住宅で、
この家に
1人で
住む小川和男さん(67)が
頭を
強く
殴られる
などして
死亡し、
警視庁は
殺人事件として
捜査しています。
警視庁が遺体を詳しく調べたところ、小川さんの頭頂部には鈍器のようなもので殴られた痕が複数あることが分かり、これが致命傷になったとみられています。
一方で、これまでのところ、このほかに目立った外傷はなく、抵抗した際に手などにできる「防御創」と呼ばれる傷も見当たらないということです。
これまでの調べで、小川さんは周囲に億単位の現金を持っていると話していたということで、14日は「泥棒に入られたようだ」と通報した直後、事件に巻き込まれたとみられています。
警視庁は、小川さんが家に忍び込んでいた男に抵抗するまもなく突然襲われた疑いもあるとみて、事件の前後に不審な人物が目撃されていないか調べています。