高知県の
業者が
販売した
中古のハードディスクに、
県の
職員が
作成したとみられる
生活保護に関する
個人情報の
データが
残されていたことが
分かり、
県がいきさつを
詳しく
調べています。
高知県によりますと、22日、県内に住む男性から、「数年前に購入したハードディスクを開いたら行政関係の個人情報が保存されていた」という問い合わせが県内の自治体にありました。
この男性は、高知県の中古部品販売業者からハードディスクを購入したということで、問い合わせを受けた自治体から24日、県に報告があったということです。
県が調べたところ、ハードディスクには、平成15年ごろに県の中央東福祉保健所の職員が作成したとみられる個人の名前や住所など、生活保護の受給者に関する個人情報が残されていたということです。
県は、この男性以外へのデータの流出の可能性は今のところないとしていますが、いきさつを詳しく調べています。
高知県福祉指導課は「ハードディスクが外部に流れた経緯やデータの詳細を確認していきたい」と話しています。