일본어 뉴스: 皇位継承４月の「立皇嗣の礼」後に本格議論へ官房長官

皇位こうい継承けいしょう４月しがつの「立たつ皇嗣こうしの礼れい」後ごに本格ほんかく議論ぎろんへ官房かんぼう長官ちょうかん

Feb 10, 2020 18:02

Furigana

安定あんてい的てきな皇位こうい継承けいしょうに向むけた課題かだいについて、菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは衆議院しゅうぎいん予算よさん委員いいん会かいで政府せいふ内ないでの検討けんとうはすでに始はじめているとしたうえで、ことし４月しがつの「立たつ皇嗣こうし（りっこうし）の礼れい」を終おえたあと、本格ほんかく的てきな議論ぎろんを開始かいしする意向いこうを示しめしました。安定あんてい的てきな皇位こうい継承けいしょうの確保かくほや皇族こうぞく数すうの減少げんしょうなどの課題かだいをめぐっては、３さん年ねん前まえに退位たいいを可能かのうにするための特例とくれい法ほうが国会こっかいで審議しんぎされた際さい、速すみやかな検討けんとうを求もとめる付帯ふたい決議けつぎが可決かけつされ、政府せいふは天皇てんのう陛下へいかの即位そくいに伴ともなう一連いちれんの儀式ぎしきを終おえたうえで対応たいおうする方針ほうしんを示しめしています。

これについて菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは衆議院しゅうぎいん予算よさん委員いいん会かいで、「これまでの有識者ゆうしきしゃ会議かいぎの報告ほうこく書しょやさまざまな書物しょもつの収集しゅうしゅうに加くわえて、事務じむ方かたにおいて有識者ゆうしきしゃから個別こべつに話はなしを伺うかがうなど、最近さいきんの議論ぎろんの動向どうこうを踏ふまえて検討けんとうを行おこなっている」と述のべました。

そのうえで菅かん官房かんぼう長官ちょうかんはことし４月しがつ19日にちから行おこなわれる秋篠宮あきしののみやさまが「皇嗣こうし」になられたことを内外ないがいに広ひろく伝つたえる「立たつ皇嗣こうしの礼れい」について、「まさに天皇てんのう陛下へいかのご退位たいい、ご即位そくい、一連いちれんの行事ぎょうじの最後さいごであり、この行事ぎょうじを終おえたあとに具体ぐたい的てきにさまざまなことを進すすめていきたい」と述のべ、「立たつ皇嗣こうしの礼れい」を終おえたあと、本格ほんかく的てきな議論ぎろんを開始かいしする意向いこうを示しめしました。

また菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは、戦後せんご、皇すめらぎ籍せきを離はなれた旧きゅう宮家みやけの人ひとたちに対にたいし、皇族こうぞくに復帰ふっきする意思いしの確認かくにんは行おこなっておらず、今後こんごも予定よていしていないことを明あきらかにしました。

すでに有識者ゆうしきしゃからヒアリング

菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは午後ごごの記者きしゃ会見かいけんで、「これまでのさまざまな議論ぎろんの経緯けいいを十分じゅうぶんに検証けんしょうするとともに、最近さいきんの議論ぎろんの動向どうこうを踏ふまえて検討けんとうしているところだ。その一環いっかんとして、事務じむ方かたにおいて有識者ゆうしきしゃから個別こべつに話はなしをうかがっている」と述のべ、すでに有識者ゆうしきしゃからの個別こべつのヒアリングを実施じっししていることを明あきらかにしました。