長嶋さんは東京ドームで行われた通算2001試合目となる巨人対阪神の伝統の一戦に訪れ、バックネット裏にある関係者用の席で試合の様子を見守りました。
そして2回に巨人の4番 岡本和真選手が先制のホームランを打った後には拍手を送って喜んでいました。
長嶋さんが東京ドームを訪れたのは3月26日のシーズン開幕戦以来2回目です。

そして球団を通じてコメントを出し、「伝統の一戦、阪神戦にはやはり特別な思いがあります。1959年の天覧試合では、天皇陛下の前でサヨナラホームラン、ダイヤモンドを一周することができましたが、いまでもあの時の興奮、そして大歓声はよみがえってきます。1968年の阪神戦ではバッキーと王さんのデッドボール事件もありました。ライバルである阪神戦になると、いまも熱い思いがこみ上げてきます。ことしの阪神はルーキーの佐藤輝明君という新しい力もあり、強い。手ごわい相手ですが、わが巨人軍も十分に力があります。やはりプロ野球は巨人と阪神が強いと盛り上がります。2001試合目以降もライバルとして、新たな好勝負が生まれていくことを期待しています」と話しています。
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