日本新聞: 首都圏の新築マンション販売 10月は大幅減台風が影響

首都しゅと圏けんの新築しんちくマンション販売はんばい 10月つきは大幅おおはば減げん台風たいふうが影響えいきょう

Nov 18, 2019 15:11

Furigana

先月せんげつ、首都しゅと圏けんで発売はつばいされた新築しんちくマンションの戸数こすうは、去年きょねんの同おなじ月つきより29.5％減少げんしょうし、10月つきとしては過去かこ、最もっとも低ひくい水準すいじゅんとなりました。台風たいふう19号ごうの上陸じょうりくで物件ぶっけんの発売はつばいが延期えんきされるなどしたためです。民間みんかんの調査ちょうさ会社かいしゃ、不動産ふどうさん経済けいざい研究所けんきゅうじょによりますと、先月せんげつ、東京とうきょう・神奈川かながわ・埼玉さいたま・千葉ちばの１いち都と３さん県けんで発売はつばいされた新築しんちくマンションの戸数こすうは2007戸こで、去年きょねんの同おなじ月つきと比くらべて29.5％減少げんしょうしました。

２にか月かげつ連続れんぞくの大幅おおはばな減少げんしょうで、10月つきとしては統計とうけいを開始かいしした昭和しょうわ48年ねん以来いらい、最低さいていの水準すいじゅんです。

理由りゆうについて調査ちょうさ会社かいしゃは、価格かかくの上昇じょうしょうで消費しょうひ者しゃの購買こうばい意欲いよくが鈍にぶっているうえ、台風たいふう19号ごうの上陸じょうりくで不動産ふどうさん会社かいしゃが週末しゅうまつにモデルルームを閉しめ、物件ぶっけんの発売はつばいを延期えんきしたことが、大おおきく影響えいきょうしたためだとしています。

一方いっぽう、先月せんげつのマンション一いち戸こ当あたりの平均へいきん価格かかくは5992万まん円えんで、去年きょねんの同おなじ月つきと比くらべて１いち％上昇じょうしょうしました。このうち東京とうきょうは23区内くないで0.3％上あがって7002万まん円えん、23区く外がいで2.2％上あがって5335万まん円えん。神奈川かながわ県けんは５ご％下さがって5179万まん円えん。埼玉さいたま県けんは9.7％上あがって4535万まん円えん。千葉ちば県けんは５ご％下さがって4358万まん円えんとなっています。