日本新聞: 梶山経産相「石炭火力発電所残していきたい」ＣＯＰ25開幕受け

梶山かじやま経けい産さん相しょう「石炭せきたん火力かりょく発電はつでん所しょ残のこしていきたい」ＣＯＰ25開幕かいまく受うけ

Dec 3, 2019 11:12

Furigana

国連こくれんの会議かいぎ「ＣＯＰ25」が開幕かいまくし、地球ちきゅう温暖おんだん化か対策たいさくが話し合はなしあわれるなか、梶山かじやま経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんは「石炭せきたん火力かりょく発電はつでん所しょは選択肢せんたくしとして残のこしていきたい」と述のべ、石炭せきたん火力かりょく発電はつでんを続つづけたうえで、技術ぎじゅつ開発かいはつによって温室おんしつ効果こうかガスの削減さくげんを目指めざす考かんがえを示しめしました。国連こくれんの会議かいぎ「ＣＯＰ25」は、２に日にち、スペインで開幕かいまくしましたが、これに先立さきだってＵＮＥＰゆ-えぬい-ぴ-＝国連こくれん環境かんきょう計画けいかくは報告ほうこく書しょの中なかで、日本にっぽんに対にたいして大量たいりょうの温室おんしつ効果こうかガスを排出はいしゅつする石炭せきたん火力かりょく発電はつでん所しょの建設けんせつの中止ちゅうしを求もとめるなど、石炭せきたん火力かりょく発電はつでんを批判ひはんする意見いけんも出でています。

これについて梶山かじやま経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじんは、３さん日にちの閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで「石炭せきたん火力かりょく発電はつでんなど化石かせき燃料ねんりょうの発電はつでん所しょは選択肢せんたくしとして残のこしていきたい。将来しょうらいのエネルギーのベストミックスに向むけて、すべての選択肢せんたくしを考かんがえることは大変たいへん重要じゅうようだ」と述のべ、石炭せきたん火力かりょく発電はつでんを続つづけたうえで、望のぞましい電源でんげん構成こうせいを検討けんとうする考かんがえを示しめしました。

そのうえで梶山かじやま大臣だいじんは「政府せいふとしては、原子力げんしりょく発電はつでんへの依存いぞん率りつをできるかぎり減へらしていくし、再生さいせい可能かのうエネルギーを増ふやして二に酸化さんか炭素たんその排出はいしゅつも減へらしていく。非常ひじょうに難むずかしい制約せいやくのなかで技術ぎじゅつ開発かいはつを進すすめていくということだ」と述のべ、技術ぎじゅつ開発かいはつによって温室おんしつ効果こうかガスの排出はいしゅつ削減さくげんを目指めざす考かんがえを強調きょうちょうしました。