千葉県野田市で
小学4年生の
女の子が
死亡し、
両親が
逮捕された
事件で、
このうち母親は「
娘が
暴力を
振るわれおびえていると、
夫が
怒って
浴室に
連れて
行った。
そのあと
浴室で
死んでいた」
などと
供述していることが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
警察がさらに
詳しいいきさつを
調べています。
先月24
日、
千葉県野田市の
小学4年生、
栗原心愛さん(10)が
自宅で
死亡しているのが
見つかり、
警察は
父親の
勇一郎容疑者(41)と
母親のなぎさ
容疑者(31)を
逮捕して、
傷害の
疑いで
捜査しています。
これまでの調べに対し、なぎさ容疑者は「死亡する2日前から夫が娘を立たせ、疲れて座り込むとたたいて、また立たせていた」と供述しているということです。
さらに、亡くなる当日の状況についても「娘が暴力を振るわれおびえていると、夫が怒って浴室に連れて行った。そのあと浴室で死んでいた」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。
一方、勇一郎容疑者は「生活態度のしつけをしていて、冷水のシャワーをかけたら様子が急変した。けがをさせるつもりはなく、悪いことだったとは思っていない」などと供述しているということです。
警察がさらに詳しいいきさつを調べるとともに、死因の特定を進めています。