宮城県気仙沼市は東日本大震災で大きな被害を受けました。被害を受けた店が集まって新しく作った商店街に、高さ約8mの大きなクリスマスツリーができました。日本ユニセフ協会と店の人たちが、子どもたちを元気にしようと作りました。
23日の夕方、クリスマスツリーに青いライトがつくと、集まった子どもたちは大きな声を上げて喜びました。
クリスマスツリーには、約350人の子どもたちが作った飾りが付いています。紙で作った家や長靴の飾りは、雨が降ってもぬれないように透明の丸いケースの中に入っています。
仮設住宅(=地震などで家が壊れた人がしばらく住む家)に住んでいる小学校5年生の男の子は「きれいな光を見ると、やさしい気持ちになります」と話していました。