コメの
価格高騰が
続くなか、
江藤農林水産大臣は、
消費者がコメを
買い
急ぐ状況ではないとして、
冷静な
行動を
呼びかけた
上で、
今後の
価格の
動向によっては、
備蓄米のさらなる
放出を
含め、
対応を
検討して
いく考えを
示しました。
江藤農林水産大臣は7日の閣議のあとの会見で、消費者の間で、通販サイトなどを通じて、早くも、ことしの新米を買い急ぐ動きがあると指摘されたのに対し、「われわれの情報発信が不十分なのかと思うが、全く不安視する必要はない。去年の生産量と今の在庫量を合わせれば買い急がなければいけない状況ではない」と述べ、消費者に対し、冷静な行動を呼びかけました。
そのうえで、政府の備蓄米21万トンを放出すると発表したあともコメの小売価格の上昇が続いていることについて、「放出の追加は機動的に考えるが、また新たな方策を発表する機会があるかもしれない」と述べ、今後の価格などの動向によっては、備蓄米のさらなる放出を含め、対応を検討していく考えを示しました。