EU=
ヨーロッパ連合への
加盟を
申請したウクライナについて、EUの
執行機関、ヨーロッパ
委員会は
交渉開始の
前提と
なる「
加盟候補国」の
立場を
認めるよう、
加盟国に
勧告しました。
EUのフォンデアライエン委員長は17日、記者会見を開き、EUへの加盟を申請したウクライナについて、交渉開始の前提となる「加盟候補国」の立場を認めるよう、ヨーロッパ委員会として加盟国に勧告したことを明らかにしました。
フォンデアライエン委員長は「ウクライナはヨーロッパの価値観と基準に沿っていきたいという強い願いと決意を明確に示した」と述べた一方、ウクライナには法の支配などの分野で多くの課題があるとも指摘しました。
EUは来週開かれる首脳会議で協議する見通しですが、ウクライナが「加盟候補国」として認められるにはすべての加盟国の同意が必要で、各国がどのような姿勢を示すかが焦点です。
ヨーロッパ委員会はまた、ウクライナと同様に、EU加盟を申請したモルドバとジョージアについても意見書を取りまとめ、モルドバを「加盟候補国」として認めるよう勧告した一方、ジョージアについては、まず政治や経済などの改革を進めるべきだとして、勧告はしませんでした。
ゼレンスキー大統領「歴史的な決定に感謝」
ゼレンスキー
大統領は17
日、ツイッターに
コメントを
投稿し「
ヨーロッパ委員会の
判断を
称賛する。
これはEU
加盟に
向けた
道のりの
第一歩であり、われわれの
勝利を
確実に
近づけるものだ。
歴史的な
決定をしたフォンデアライエン
委員長や
委員会のメンバーに
感謝する。
来週の
首脳会議で
前向きな
結果が
出ることを
期待している」と
歓迎しました。
ロシア大統領府の報道官 強い警戒感を示す
ロシア大統領府のペスコフ報道官は17日、記者団に「EUでは、軍事や安全保障など防衛強化についての議論が活発に行われている。今回は軍事とは別の側面だが、われわれはこうした動きをもちろん非常に注意深く見ていく」と述べ、強い警戒感を示しました。
政府がコメ価格高騰を検証“政策転換 増産へ”
コメの価格高騰をめぐる政府の検証の概要が明らかになり、農林水産省がインバウンドによる需要などの増加を見通せず、生産量が足りていると認識していたと指摘しています。その上で、今後の方向性として政策を転換し、増産にかじを切ることを打ち出しています。
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資源: NHK
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Aug 5, 2025 04:08